そして鐘は鳴る

オーケストラのような迫力と表現力。
赤松林太郎待望の第3弾は「鐘」の音楽

  • アーティスト:赤松林太郎
  • レーベル:KING INTERNATIONAL
  • 品番:KKC-045
  • 国内盤:(国内企画)
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:DDD
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

そして鐘は鳴る


1. ペルト:アリーナのために

2. ヘンデル:幻想曲 ハ長調 HWV.490

3. モーツァルト(リスト編曲):アヴェ・ヴェルム・コルプス KV.618

4. シューマン:蝶々Op.2

5. グラナドス:嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす

6. マリピエロ:クロード・ドビュッシーのために

7. ドビュッシー:喜びの島

8. スクリャービン:左手のための前奏曲とノクターンOp.9

9. 同:詩曲Op.32の1

10. ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3の2「鐘」

11. レーガー:クリスマスの夢Op.17の9


赤松林太郎(ピアノ) 使用楽器:YAMAHA CFX

[録音:2016年8月8日、9日 神戸市立北神区民センターありまホール]


★リリースするディスクすべてが強烈な印象を残す赤松林太郎。圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈が高い評価を受ける彼の第3弾。

★演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレントです。派手な技巧に加え、聴く人をとらえて離さない不思議なオーラを持つ貴重な存在。

★テーマは「鐘」。ヨーロッパの人々にとって鐘は共同体と結びつき、人々の心の拠り所でした。鐘はヨーロッパ音的風景の根幹にあるもので人の心を動かしてやまないため、作曲家は様々な鐘の音を音楽に織りこんでいます。

★このアルバムは鐘の音にかかわる音楽を集めています。夏の夜に、雪深き聖夜に。歓喜の鐘、あるいは弔鐘。ときにきらびやかに、ときに澄んでささやかに、ときにはまったく重々しいなど、さまざまな鐘の音がピアノ音楽となっています。

★赤松林太郎のピアノ演奏は管弦楽を彷彿とさせる交響的なもので、大きな音楽の作り方に特色があります。響きはなめらかでときに官能的。心の歌を奏でます。


Artist

赤松 林太郎

1978年生まれ。2歳よりピアノとヴァイオリンを、6歳よりチェロを始める。幼少より活動を始め、5歳の時に小曽根実氏や故・芥川也寸志氏の進行でテレビ出演。10歳の時には自作カデンツァでモーツァルトの協奏曲を演奏。1990年全日本学生音楽コンクールで優勝して以来、国内の主要なコンクールで優勝を重ねる。1993年仙台市教育委員会より平成5年度の教育功績者に表彰。1996年第1回浜松国際ピアノアカデミーに参加。神戸大学を卒業後、パリ・エコール・ノルマル音楽院にてピアノ・室内楽共に高等演奏家課程ディプロムを審査員満場一致で取得(室内楽は全審査員満点による)。ピアノを熊谷玲子、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、フランス・クリダ、ジャン・ミコー、ジョルジュ・ナードル、ゾルターン・コチシュ、室内楽をニーナ・パタルチェツ、クリスチャン・イヴァルディ、音楽学を岡田暁生の各氏に師事。

2000年にクララ・シューマン国際ピアノコンクール(審査員にはマルタ・アルゲリッチやネルソン・フレイレなど)で第3位を受賞した際、Dr.ヨアヒム・カイザーより「聡明かつ才能がある」と評された。国際コンクールでの受賞は10以上に及ぶ。国内各地の主要ホールはもとより、アメリカ、ロシア、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、台湾、コロンビアなどを公演で回る。2016年よりハンガリーのダヌビア・タレンツ国際音楽コンクールの審査員長を務める。2017年にドナウ交響楽団と再演、ヴァーツの国際音楽祭にも招聘される。

これまでに新田ユリ、手塚幸紀、堤俊作、西本智実、山下一史、デアーク・アンドラーシュの指揮のもと、東京交響楽団やロイヤルメトロポリタンオーケストラ、ロイヤルチェンバーオーケストラ、ドナウ交響楽団などと共演。NHK交響楽団や東京フィルハーモニー管弦楽団などのメンバーと室内楽も行い、多くの音源(YouTube)に残している。2014年にキング・インターナショナルから《ふたりのドメニコ》(レコード芸術準特選盤)、《ピアソラの天使》、《そして鐘は鳴る》(準特選盤)をリリースして各誌で絶賛される。1,000名以上の指導に携わり、国内外の主要なコンクールで多くの受賞者を輩出している(PTNA特級グランプリ・銀賞・銅賞、東京音楽コンクール優勝他)。審査員やマスタークラスの講師はもちろん、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持っており、新刊として『赤松林太郎 虹のように』を出版(道和書院、2016年)。「美しいキモノ」にたびたび出演・掲載されている。

現在、全日本ピアノ指導者協会評議員・演奏研究委員。ブダペスト国際ピアノマスタークラス(ハンガリー国立リスト音楽大学共催)講師、洗足学園音楽大学客員教授。http://rintaro.jp/

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