《プロメテウス》神話の様々な変奏~火の詩

フィルハーモニーが色彩の洪水にのまれた
アバドらしい企画演目で話題となった「プロメテウス」が
ブルーレイに!
アルゲリッチの好演にも注目!

  • アーティスト:クラウディオ・アバド(指揮)
  • レーベル:EURO ARTS
  • 品番:20-01944
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:Blu-ray
  • 録音情報など:画面:1080/60i、4:3ピラーボックス、HDアップスケール、音声:PCMステレオ、リージョン:All、字幕:英、独、仏
  • 収録時間:57分

TRACK LIST

《プロメテウス》神話の様々な変奏~火の詩

監督:クリストファー・スワン

ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」Op.43~導入部「嵐/第1番/第9番/パストラーレ第10番
リスト:交響詩「プロメテウス」
スクリャービン:交響曲第5番「プロメテウス」※
ノーノ:「プロメテオ」組曲(1992)~第2島:bヘルダーリン

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)※
ベルリン・ジング・アカデミー フライブルク・ゾリステン合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウディオ・アバド(指揮)
収録:1992年5月 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

★クラウディオ・アバドが、ベルリン・フィルの定期演奏会で取り上げた《プロメテウス》神話に基づく様々な作曲家による作品が収録されたライヴ。すでにCD、DVDで発売されており、アバドらしい企画として話題となった映像です。「プロメテウス神話」とは、ギリシア神話の神プロメテウスが人間に火を与えたとして、ゼウスの怒りをかい、不死身のプロメテウスは永遠にハゲ鷹に腹を割かれて処刑された。それを勇敢なヘラクレスがハゲ鷹を殺しプロメテウスを救うという内容。映像監督のクリストファー・スワンは、照明等を駆使した視覚的効果を巧みに使い、「火」「炎」を表現。ベルリンのフィルハーモニーホールが、赤、黄色、緑、青と変幻自在に染まっていく様子は必見です。
★スクリャービンの交響曲第5番「プロメテウス」では、アルゲリッチがピアノ・ソロとして登場。神秘主義に影響され、色彩への強い関心をもち、音楽に色彩をも取り込もうとしたスクリャービンの作風が最も色濃く投影された曲。大編成のオーケストラとヴォカリーズによる混声合唱、そして独奏ピアノのために作曲されました。この映像では使われてはいませんが、元々スクリャービンは、鍵盤を押すと七色に照明が変化する「色光鍵盤」の使用を指定しているので、このライヴ映像のようにホール全体が照明によって刻一刻と色彩が変化していくのは、まさに作曲者の意図通りと言え、映像で楽しむ価値のある演奏です。アルゲリッチの神秘的で魅惑的な演奏にも注目です。

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