ホアキン・ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ドキュメンタリー:影と光~90歳のロドリーゴ

20世紀最大の名曲の一つ「アランフェス協奏曲」の生みの親
ペペ・ロメロらが語るロドリーゴ

  • アーティスト:ペペ・ロメロ
  • レーベル:EURO ARTS
  • 品番:20-61118
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:DVD
  • 録音情報など:画面:4:3 NTSC、
    音声:PCMステレオ、リージョン:All、
    字幕:英独仏西日
  • 収録時間:69分(ドキュメンタリー)、27分(コンサート)

TRACK LIST

ホアキン・ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ドキュメンタリー:影と光~90歳のロドリーゴ

・ある貴神のための幻想曲
・次官たちの大行進
・サンディアゴへの道を
・カンソネータ
・噴水のほとりの恋する女
・はるかなサラバンド
・聖ヨハネ祭と復活祭
・祈りと踊り
・アッシジの聖フランチェスコへの頌歌

ペペ・ロメロ(ギター)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
監督:ラリー・ウェインステイン
制作:1992年

★20世紀スペインを代表するホアキン・ロドリーゴの90歳の誕生日を記念して制作されたドキュメンタリー。以前、別のレーベルからリリースされていましたが、長らく廃盤であったため嬉しい再登場となります。
★このドキュメンタリーはギタリストのペペ・ロメロが主な語り手として登場し、ロドリーゴ本人、妻のビクトリア、娘のセシリア、娘婿のヴィオリニスト、アグスティン・レオン・アラ、二人の孫など家族や音楽関係者身近な人々が登場しロドリーゴの音楽について、人柄について語っています。ドキュメンタリーの中にはロドリーゴ本人、ペペ・ロメロ、そしてロドリーゴの音楽のスペシャリストたちによる演奏も収録されています。またペペ・ロメロとマリナーによる「アランフェス協奏曲」全曲も聴くことができます。
★ロドリーゴは3歳の時にジフテリアを患い、それが原因で失明をしてしまいます。家族の心配を振り払ってロドリーゴはパリに渡り、ポール・デュカスに作曲を学びます。その後ビクトリア・カムヒと出会い結婚。ビクトリアはピアニストでもありましたが、結婚後はホアキンの助手として彼の音楽活動を支えていました。この映像では、ビクトリアが日々彼のために新聞を音読する姿や天気について教える場面、宮殿を訪れ装飾について説明する姿も収録されています。新婚当初はスペインの内戦を避け、フランスやドイツで過ごしていましたが、1939年に帰国後マドリードを本拠地として作曲を行っていました。ロドリーゴの最も有名な作品「アランフェス協奏曲」はスペイン内戦という祖国の危機に際し、スペインの良き伝統に思いを馳せて作曲されました。アランフェスの街では時刻を知らせる鐘の音楽に採用され、親しみやすい旋律で多くの人々の心を掴んでいます。一方、作曲家としての生みの苦しみを目の当たりにした家族からは、ロドリーゴが持つ心の闇についても語られています。

0880242611185

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