岩の翼の下に

ノルウェーとイギリスのヴィオラ作品集
~岩の翼の下に

  • アーティスト:スーン=ミ・チョン、ヘンニング・クラッゲルード
  • レーベル:2L
  • 品番:2L-119SACD
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • 録音情報など:5.1 surround/stereo
  • 収録時間:59:32

TRACK LIST

サリー・ビーミッシュ(1956–): 岩の翼の下に(ヴィオラと弦楽のための協奏曲)
ヘンニング・クラッゲルード(1973–): つらい旅路(2つのヴィオラのための)
アルネ・ヌールハイム(1931–2010): 破断(ヴィオラ・ソロのための)
ヘンニング・クラッゲルード(1973–): サラに寄せて(ヴァイオリンとヴィオラのための)
オラヴ・アントン・トンメセン(1946–): シャコンヌによる肖像画(ヴィオラ・ソロのための)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976): ラクリメ Op.48(ダウランドの歌曲の投影)(ヴィオラと弦楽のための)

スーン=ミ・チョン(ヴィオラ) ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン、ヴィオラ)
オスロ・カメラータ
録音:2014年6月、11月 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
制作:ヴォルフガング・プラッゲ
バランス・エンジニアリング ビアトリス・ヨハンネセン
ミクシング・マスタリング モッテン・リンドベルグ

[DXD (24bit/352.8kHz) 録音]

★ノルウェーとイギリスのヴィオラ作品を特集する『岩の翼の下に』。このアルバムで演奏される作品は、過去の音楽様式や過去の作品からインスピレーションを得て、現代の音楽語法で作曲され、底に深い抒情の流れをもっています。アルバムタイトルに採られたサリー・ビーミッシュの《岩の翼の下に》は、ゲールの歌と祈りを集めたアレクサンダー・カーマイケルの『Carmina Gadelica』に収められた詩、17世紀スコットランド、「グレンコーの虐殺」を逃れ岩陰に隠れた母親が子供に歌った『雪の子守歌』を基に「ヴィオラと弦楽のための協奏曲」として作曲されました。アルトサクソフォーンと弦楽のための協奏曲(BIS SA2156)の原曲です。ヌールハイムの《破談》とトンメセンの《シャコンヌによる肖像画》は、オスロのバラット=ドゥーエ音楽学校のスタッフ、このアルバムのメインアーティストのスーン=ミ・チョン(1952–)のために作曲されたヴィオラ・ソロの作品。彼女の同僚、バラット=ドゥーエの教授を務めるクラッゲルードの作品から、アダ・マイニックとサラ・オルニングに献呈したふたつのデュオ曲が演奏されます。ブリテンの「ダウランドの歌曲の投影」《ラクリメ》とビーミッシュで共演するオスロ・カメラータは、学生がオーケストラで演奏する機会を与えるため1998年に創設された、バラット=ドゥーエの「アンサンブル・イン・レジデンス」です。

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