作品の「借用」に焦点を当てた
トランペット奏者アントンセンによるアルバム
- アーティスト:オーレ・エドヴァルド・アントンセン
- レーベル:2L
- 品番:2L-130SABD
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:Blu-ray Disc Audio+SACD Hybrid
- 録音情報など:5.1 surround/stereo
作品の「借用」に焦点を当てた
トランペット奏者アントンセンによるアルバム
盗み
グリーグ:組曲《ホルベアの時代から》 Op.40
山田耕筰:琴~レント・モルト・アファット・センプリーチェ、赤とんぼ、野薔薇
ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲 Op.5
『ハルダンゲルの旋律』名誉ある出迎え~序奏(アントンセン/プラッゲ)、名誉ある出迎え(トヴァイト)、花嫁の飲み物(アントンセン/プラッゲ)、スターヴ教会の歌(トヴァイト)、神の善行と神の偉大さ(アントンセン/プラッゲ)
カール・ニルセン:6つのユモレスク=バガテルFS22(Op.11)
オーレ・エドヴァルド・アントンセン(トランペット、コルネット、ピッコロ・トランペット)
ヴォルフガング・プラッゲ(ピアノ)
録音:2012年1月、8月 ソフィエンベルグ教会(オスロ)(グリーグ、山田耕筰、ショスタコーヴィチ)、
2013年9月 ヤール教会(ベールム、アーケシュフース)(トヴァイト、ニルセン)
制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ
録音:ビアトリス・ヨハンネセン
[DXD (24bit/352.8kHz) 録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle: MP3 & MQA, Region ABC]
[SACD DSD (5.1 surround 2.8224 Mbit/s/ch, 2.0 stereo 2.8224 Mbit/s/ch)/CD 2.0 stereo (16 bit/44.1 kHz)]
★アントンセン(1962–)のトランペットと、作曲家でもあるヴォルフガング・プラッゲ(1960–)のピアノによるデュオ・アルバム。タイトルの “Furatus”はラテン語で「盗み」。ヴィヴァルディの曲を「借用」して協奏曲に作ったJ・S・バッハに倣い、「先達の作曲家たち」の作品をトランペットとピアノという「自分たちの楽器」のために編曲、あるいは作り替え、新たな角度から楽しんでもらおうという企画です。エドヴァルド・グリーグの組曲《ホルベアの時代から》(ホルベルグ組曲)は、ノルウェーの劇作家、デンマークで活躍したホルベアの生きた「バロック期」の音楽に「グリーグの今」を重ね、ピアノのために作曲、弦楽オーケストラの版でも親しまれている作品です。〈前奏曲〉〈サラバンド〉〈ガヴォット〉〈アリア〉〈リゴドン〉の5曲。山田耕筰の3つの「歌」は、アントンセンとプラッゲがかつて、作曲者の娘さんの招待で日本を訪れ、演奏した作品です。ショスタコーヴィチが「政治的な意味なし」に作曲したピアノ曲《3つの幻想的舞曲》--〈マーチ〉〈ワルツ〉〈ポルカ〉。カール・ニルセンが「ほとんどモーツァルト風の軽さ」で書いた《6つのユモレスク=バガテル》--〈やあ! やあ!〉〈うなりごま〉〈小さなスローワルツ〉〈踊り人形〉〈人形のマーチ〉〈オルゴール〉。グリーグを継ぐ世代のひとり、ガイル・トヴァイトGeirr Tveitt(1908–1981)は、ハルダンゲル高原の農場に住み、作曲家、ピアニスト、民謡の研究家として活躍しました。『ハルダンゲルの旋律』は、トヴァイトが民謡を素材に作曲した《ハルダンゲルの100の旋律》から、「自由な」編曲による〈名誉ある出迎え - 序奏〉〈花嫁の飲み物〉〈神の善行と神の偉大さ〉とオリジナルに沿って編曲した〈名誉ある出迎え〉〈スターヴ教会の歌〉を組み合わせた作品です。
5.1 DTS–HD MA, 9.1 Auro-3D, Dolby Atoms と 2.0 LPCMの音声を収録したPure Audio Blu-rayディスクと、SACDハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu–rayディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACDハイブリッドディスクは通常のCDプレーヤーでも再生できますが、Pure Au-dio Blu-rayディスクはBlu–rayプレーヤーもしくはBlu–ray対応のPCをお使いください。