君はヒースを信じているか

詩人の目で生を見つめた室内楽作品集

  • アーティスト:アトレ・スポンベルグ
  • レーベル:2L
  • 品番:2L-152SACD
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • 録音情報など:5.1 surround/stereo
  • 入荷予定時期:2019年5月中旬

TRACK LIST

『君はヒースを信じているか』

ストーレ・クライベルグ(1958–): 室内楽作品集
1-3.弦楽四重奏曲第3 番(2018)
4-7. 歌曲集《君はヒースを信じているか》(2018)
8-10.トリオ・ルナ(2016–17)(フルート、ヴィオラ、ハープのための)
11-15. 歌曲集《光の鍛冶屋》(1984 rev.2017–18)

1- 3. アトレ・スポンベルグ(第1ヴァイオリン)、アンデシュ・ラーシェン(第2ヴァイオリン)、オーレ・ヴットゥダール(ヴィオラ)、オイヴィン・ギムセ(チェロ)
4-7.マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾソプラノ)、オーレ・クリスチャン・ホーゲンルード(ピアノ)
8-10.トリオ・ルナ【アンニカ・ノールストロム(フルート) ヤン・ペッテル・ヒルスタ(ヴィオラ) ルース・ポッター(ハープ)】
11-15.マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾソプラノ)、イーダ・カテロース(クラリネット)、オーレ・クリスチャン・ホーゲンルード(ピアノ)
ピアノ:ベヒシュタイン・コンサートC234
録音:2018年8月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ
[DXD(24bit/352.8kHz)録音][SACD: 5.1 multichannel DSD/2.0 stereo DSD/RedBook PCM: MQA CD]

★トロンハイム在住の作曲家ストーレ・クライベルグは、現代的な要素とロマンティックナ要素を独自のやり方で混ぜ合わせることから、しばしば「モダン・ロマンティック」と呼ばれています。新しいアルバム『君はヒースを信じているか』では、詩人の目で生を見つめた室内楽作品が4曲、演奏されます。弦楽四重奏曲第3 番は、「夏」を語る、「生きる歓び」の吹き込まれた音楽として作られました。「そぞろ歩き」の第1 楽章、「夢想する、夜の音楽」の第2楽章「熱狂と活気に満ちた」第3楽章。フルート、ヴィオラ、ハープのための《トリオ・ルナ》(月の三重奏)は、一日の時によって外的、内的な景観の異なる月の雰囲気を捉えた〈宵の月(Luna serale)〉〈夜の月(Luna not-turna)〉〈朝の月(Luna mattutina)〉の3 楽章の作品。この曲を演奏する「トリオ・ルナ」は、トロンハイム交響楽団のフルートとヴィオラの首席奏者とハープ奏者のアンサンブルです。
2つの歌曲集は、クライベルグがコラボレーションを行ってきた抒情詩人、ヘルゲ・トルヴン Helge Tor-vundの「光、静けさ、愛、死、自然」をテーマとする詩に作曲されました。《君はヒースを信じているか》は、自然の姿に人生の秋と冬を比喩的に重ねた〈Fruktbar stille(静寂が充ち満ち)〉〈Mor(母)〉〈Kjærleikog liding(愛と苦悩)〉〈Livnar til(生きつづける)〉の4曲。《光の鍛冶屋》は、あらゆるものが一気に息をし始める「春」の心を醸す音楽に作られました。〈Eg føddes på ei slette(わたしは平地に生まれた)〉〈Me skal elska(私たちは愛し合う)〉〈Mitt ansvar(わたしの責任は)〉〈Kom ut(出ておいで)〉〈Om duligg heilt stille(横になってじっとしていると)〉の5 曲。メゾソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェランは、オラヴ・アントン・トンメセンの《霊感を与えられた娘ヴェスレモイ》(2L078SABD)でグラミー賞にノミネート、スカンディナヴィアを代表する歌手のひとりとして国際的に活躍しています。イェンス・ハーラル・ブラトリとホーヴァル・ギムセに学び、2014年ベルゲン国際フェスティヴァルでローベット・レヴィン賞を受けたオーレ・クリスチャン・ホーゲンルードのピアノ。《光の鍛冶屋》に加わるクラリネットは、ノルウェー国立音楽大学の博士課程でビョルン・ニューマンとフレードリク・フォシュに学ぶイーダ・カテロースの演奏です。

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