1600年代半ばにボローニャで作られたコッソーニとカッツァーティの作品集
- アーティスト:アリス・ボルチアーニ
- レーベル:CLAVES
- 品番:50-1820
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:ディジパック仕様
- 収録時間:65:31
1600年代半ばにボローニャで作られたコッソーニとカッツァーティの作品集
カルロ・ドナート・コッソーニ(1623-1700):
独唱のためのモテット集第3巻 Op.12(1675)より「Suspirat in dolore」/
独唱のための3つの讃美歌 Op.4(1668)より「Salve regina」「Crudelis Herodes」/
カンツォネッテ・アモローゼ第1巻 Op.7(1669)より「Occhi belli」「Mestoamatore」
「Fino all’ultimo respiro」/
独唱のためのモテット集第2巻 Op.10(1670)より「Ecce Jesu mi」
マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):
2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.18(1656)より
「La Martinenga」「La Calcagnina」「La Bulgarina」/
独唱とヴァイオリンのためのカンツォネッタ第5 巻 Op.46(1668)より
「Amante che mirato」「Lodasi il tacere."Se parlate ose tacete"」/
ディポルティ・スピリチュアリー Op.49(1668)より
「Peccator penitente."O mie luci dolenti"」/
独唱のためのアリアとカンタータ Op.11(1649)より
「Amor bugiardo."Non vi fidate"」/
独唱のためのカンツォネッタ第4巻 Op.43(1667)より「L’amante musico」
アリス・ボルチアーニ(ソプラノ)、アンサンブル・フィロメル
録音:2016年8月/ゲブヴィレール(フランス)
★このアルバムは1660年代前後にボローニャで作られたカルロ・ドナート・コッソーニ(1623-1700)とマウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678)の作品集です。ミラノ生まれの作曲家、オルガニストのコッソーニは司祭でもあり、1662年からボローニャの聖ペトロニオ大聖堂の第1オルガニストを務め、67年からボローニャのアッカデミア・フィルハモニカのメンバーとなり、自ら「勤勉なアッカデミア会員」と称しました。独唱のためのモテット集はコッソーニの代表作です。一方、カッツァーティもコッソーニ同様作曲家、オルガニストとして活躍。1657年から71年の聖ペトロニオ大聖堂の楽長在任中に器楽音楽の発展に貢献しました。カッツァーティの作品はボローニャのヴァイオリン音楽の特徴とされる、豊かさと詩情を謳歌する様式を開花させました。アリス・ボルチアーニのソプラノ独唱とアンサンブル・フィロメルによる温かみのある演奏で当時の世界がよみがえります。