ショスタコーヴィチ、ヴァインベルク:チェロ協奏曲

今年のフォルジュルネ音楽祭出演で注目もロシア美人チェロによるヴァインベルク

  • アーティスト:アナスタシヤ・コベキナ
  • レーベル:Claves
  • 品番:50-1901
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 録音情報など:D D D
  • 収録時間:52:41
  • 入荷予定時期:2019年4月下旬

TRACK LIST

①ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1 番変ホ長調Op.107
②ヴァインベルク:チェロと管弦楽のための幻想曲Op.52
③コベーキン:バッカンツ (2018)

アナスタシヤ・コベキナ(チェロ)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指揮) ベルン交響楽団
録音:2018年9月24-27日/ディアコニス教会(ベルン)

★今年のフォルジュルネ音楽祭に出演予定で注目される若手チェロ奏者アナスタシヤ・コベキナ。1994年エカテリンブルク生まれ、モスクワ音楽院で学び現在はドイツを本拠に活躍しています。各国のさまざまなコンクールで入賞していますが、2018年グシュタート山頂音楽祭でティエリ・シェルツ賞を受賞し、その副賞として当CD の録音となりました。クレーメル、ゲルギエフ、スピヴァコフらに見出され共演を重ねる期待の星で、技術はもとより激しい音楽性に注目を集めています。
★若さに似合わぬ硬派な選曲も驚きですが、ヴァインベルクの「幻想曲」が秀逸。フルシチョフのスターリン批判があった1956年の作で、ポーランド民謡由来の魅力的なメロディに満ちています。全体は叙情的ながら中間部はヴァインベルクの真骨頂たる活気あるマズルカで、コベキナは終始真摯かつ正確な演奏で心打たれます。この曲のベスト盤と申せましょう。
★興味深いのは彼女の実父ウラジーミル・コベーキン(1947-) の新作「バッカンツ」。5分ほどの小品ながら、打楽器が活躍する強烈なもので、コベキナのパワフルなソロも光ります。

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