ビゼー:「真珠採り」

ビゼー若き日の傑作「真珠採り」に久々の映像!
チョーフィ、コルチャク、ソラーリに、巨匠フェッロの指揮
名門ナポリのサン・カルロ劇場の底力を見せつける上演!!

  • アーティスト:ガブリエーレ・フェッロ
  • レーベル:C MAJOR
  • 品番:71-9604
  • ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:Blu-ray
  • 録音情報など:リージョン:Alll, HD 16:9, DTS-HD MA 5.1 / PCM 2.0, 字幕:仏英独西中韓
  • 収録時間:118分

TRACK LIST

ビゼー:「真珠採り」

パトリツィア・チョーフィ(S レイラ)
ディミトリ・コルチャク(T ナディール)
ダリオ・ソラーリ(Br ズルガ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs ヌーラバド)
ガブリエーレ・フェッロ(指揮)
サン・カルロ劇場管弦楽団,合唱団,バレエ団
ファビオ・スパルヴォリ(演出)
ジョルジョ・リケッリ(装置)
アレッサンドラ・トレッラ(衣装)
ヴィンチョ・ケーリ(照明)
アンナリタ・パスクッリ(振付)
アレッサンドラ・パンツァヴォルタ(バレエ監督)
収録:2012年10月23、25日、ナポリ

★ビゼーのオペラといえば御存知「カルメン」ばかりが有名ですが、その次に人気があるのが「真珠採り」。1863年9月、ビゼーが24歳の時に初演されました。セイロン島を舞台にしたエキゾティズムに満ちた作品で、中でも第1幕のナディールのロマンス「今でもまだ聞こえるような気がする(耳に残るは君の歌声)」はテノールの人気アリア。これはまたコンチネンタル・タンゴ名曲「真珠採りのタンゴ」としても親しまれています。これ以外にも全編に渡って若きビゼーの旋律美が堪能できる魅力たっぷりの傑作です。録音は結構あるものの、映像が乏しいのが残念でした。 今回、2012年10月、ナポリの名門サン・カルロ劇場で上演された「真珠採り」の鮮明映像が登場。ヒロインのレイラのパトリツィア・チョーフィは日本でもすっかりお馴染みのプリマドンナ。2014年7月のリヨン歌劇場来日公演でのオッフェンバック「ホフマン物語」でヒロイン4役を一人で歌いきり大絶賛されたのはまだ記憶に新しいところです。フランスオペラも得意とするチョーフィらしい繊細な美感の歌がここでも存分に力を発揮しています。ナディールのディミトリ・コルチャクは1979年、モスクワ生まれのテノール。イタリアでロッシーニ・テノールとしてブレイクした人なので柔らかい美声な上に高音にも滅法強く、ナディールにはピタリ。ズルガのダリオ・ソラーリは、1976年、ウルグアイのモンテヴィデオ生まれのバリトン。若手のヴェルディ・バリトンとして近年メキメキ頭角を現しており、ことに「マクベス」のタイトルロールで評判を取っています。指揮はイタリアの大ベテラン、ガブリエーレ・フェッロ。2014年2月、東京二期会のヴェルディ「ドン・カルロ」で素晴らしい指揮を見せてくれた巨匠。貫禄の音楽を聞かせてくれます。 演出のファビオ・スパルヴォリは、1980年代にミラノのピッコロ劇場でジョルジョ・ストレーレルの助手を務めた人物で、現在はイタリア各地の劇場で活躍しています。このサン・カルロ劇場での「真珠採り」の舞台は、概ね伝統的な舞台作りに基づき、そこに砂に埋もれかかっている巨大な仏像の頭部や、枝葉のない大木を舞台に据えてアクセントを入れています。 なお「真珠採り」には、ビゼーの死後、再演の際に改変されて一般に広まった楽譜(慣用版)と、初演時の楽譜を復元した楽譜(復元版)と、二種類の楽譜がありますが、このナポリでの上演では慣用版が用いられています。第1幕のナディールとズルガの二重唱、第3幕の後半の多くの部分が復元版とは異なっています。
0814337011963

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