ヴェルディ:歌劇「二人のフォスカリ」

バリトンに転向しさらに活躍するドミンゴ
イタリア・オペラの殿堂、ミラノ・スカラ座に登場!
ヴェルディのバリトン・ロールの最高峰のひとつ
「二人のフォスカリ」を演じる!

  • アーティスト:プラシド・ドミンゴ
  • レーベル:C MAJOR
  • 品番:74-2008
  • ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:DVD
  • 録音情報など:画面:16:9 NTSC 音声:PCM2.0、DTS5.1 字幕:独英仏西韓日 ボーナス:英独
  • 収録時間:本編 122:00 ボーナス 16:00

TRACK LIST

ヴェルディ:歌劇「二人のフォスカリ」

プラシド・ドミンゴ(フランチェスコ・フォスカリ/バリトン)
フランチェスコ・メーリ(ヤコポ・フォスカリ/テノール)
アンナ・ピロッツィ(ルクレツィア/ソプラノ)
アンドレア・コンチェッティ(ヤコポ・ロレダーノ/バス)
エドアルド・ミッレッティ(バルバリーゴ/テノール)
キアーラ・ポリドーリ(ピザーナ/ソプラノ)
アゼル・レザ=ザデ(十人委員会の委員/テノール)
ティル・フォン・オルロフスキー(総督の従僕/バス)

演出、舞台美術:アルヴィス・ヘルマニス
衣裳:クリスティーヌ・ユリアーネ
照明:グレブ・フィルシュティンスキー
振付:アラ・シガロヴァ
映像:イネタ・シプノヴァ
ドラマトゥルギー:オリヴィエ・レクサ

ミケーレ・マリオッティ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団及び同合唱団
ブルーノ・カソーニ(合唱指揮)

映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ

ボーナス:イオアン・ホーレンダーによるドミンゴへのインタビュー(二人のフォスカリについて)

収録:2016年2月25日ミラノ・スカラ座

★”三大テノール”として一世を風靡し、数年前にテノールからバリトンに転向、2016年に75歳を迎えてもなおレパートリーを拡大しているプラシド・ドミンゴが、イタリア・オペラ界の最高峰スカラ座に登場。ヴェルディの初期作品であり、近年上演回数も増え評価の高まっている歌劇「二人のフォスカリ」。1840年代の若きヴェルディが、それまでの熱血路線とは違った新たな道、つまり「渋く重厚な」作風を探った、後の《シモン・ボッカネグラ》を先駆したような作品。ヴェネツィアでの政治抗争とそれによって引き起こされたフォスカリ親子の悲劇を描いたもの。総督には強い説得力のあるバリトンが要求されますが、ドミンゴはその成熟した声で総督フォスカリの葛藤と悲哀を見事に歌い上げています。共演者も豪華で、柔らかく輝かしい声をもつイタリアン・テノール、フランチェスコ・メーリ、近年ドラマティック・ソプラノとして評価が高いアンナ・ピロッツィ。彼女は、この上演がスカラ座デビューとなりました。
演出と舞台美術は、2012年ザルツブルク音楽祭「軍人たち」や2016年同音楽祭「ダナエの愛」などで注目を集めているラトビアの演出家アルヴィス・ヘルマニス。ヘルマニスは、シンプルな解釈と豪華な舞台美術で近年評価が高まってきています。今回の上演も、総督フォスカリの苦悩、息子ヤコポの悲哀、妻ルクレツィアの懇願などの感情を見事視覚的に表現しています。

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