サルヴァトーレ・リチートラが得意のドン・アルヴァーロ役を務めた
メータ&ウィーン国立歌劇場による≪運命の力≫が新装丁で再登場
- アーティスト:ズビン・メータ
- レーベル:C MAJOR
- 品番:75-1104
- ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
- 価格:オープン価格
- 形態:Blu-ray
- 録音情報など:画面:HD 16:9 音声:PCM ステレオ、 DTS-HD MA5.0 字幕:伊英独仏西中韓 リージョン:All
- 収録時間:161:00
サルヴァトーレ・リチートラが得意のドン・アルヴァーロ役を務めた
メータ&ウィーン国立歌劇場による≪運命の力≫が新装丁で再登場
ヴェルディ:歌劇≪運命の力≫全曲
サルヴァトーレ・リチートラ(ドン・アルヴァーロ/ テノール)
ニーナ・シュテンメ(レオノーラ/ ソプラノ)
カルロス・アルバレス(ドン・カルロ・ディ・ヴァルガス/ バリトン)
アラステア・マイルズ(カラトラーヴァ公爵、修道院長/ バス)
ナディア・クラステヴァ(プレツィオジッラ/ メゾ・ソプラノ)
ティツィアーノ・ブラッチ(フラ・メリトーネ/ バリトン)
エリザベータ・マリン(レオノーレの侍女/ ソプラノ)
ダン・パウル・ドゥミトレスク(市長/ バス)
クレメンス・ウンターライナー(トラブーコ親方/ テノール)、他
ズビン・メータ(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
演出:デイヴィッド・パウントニー
舞台装置、衣装:リチャード・ハドソン
照明:ファブリス・ケブール
振付:ベアーテ・フォラック
収録:2008年3月1日ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
★2008年3月収録のズビン・メータ指揮ウィーン国立歌劇場の≪運命の力≫の映像が新装丁となって再登場。2011年9月に43歳の若さで交通事故のため亡くなったイタリアのテノール、サルヴァトーレ・リチートラがドン・アルヴァーロ役を務めています。リチートラは、1999年3月2日にスカラ座にデビューしたのもこのドン・アルヴァーロ役。これによってリチートラはムーティに認められ、30代前半にしてスカラ座の看板テノールに起用されるようになったのです。翌2000年9月にはスカラ座日本公演でも歌っており、リチートラにとって得意中の得意の役でした。この映像では今となっては貴重なリチートラのアルヴァーロが見られます。対するドン・カルロには、スペインが誇る名バリトン、カルロス・アルバレス。レオノーラにはスウェーデンのプリマドンナ、ニーナ・シュテンメ。修道院長には英国の気品あるバス、アラステア・マイルズ。プレツィオジッラには、ブルガリア出身のメゾソプラノで、ウィーン国立歌劇場を中心にドイツ語圏で大活躍しているナディア・クラステヴァと、キャストは極めて高水準。そしてヴェルディのオペラでもとりわけ≪運命の力≫を得意とするメータが、長大な作品を見事にまとめています。
デイヴィッド・パウントニーの演出は、シリアスな部分では簡素な舞台を用いて集中力の高い舞台を作る一方で、一方プレツィオジッラやメリトーネが活躍する滑稽な場面ではまるでミュージカルのようなエンターテイメント仕立てにして、作品の持つ明暗の対比を強調しているのが特徴です。