バルト海をめぐる国々の音楽
- アーティスト:オストロボスニア室内管弦楽団、ユハ・カンガス
- レーベル:ALBA
- 品番:ABCD-380
- ジャンル:ジャンルクラシック管弦楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:5.1 multichannel/stereo
- 収録時間:72:09
バルト海をめぐる国々の音楽
静かな気分(Silent Moods)
ヴィレム・カップ(1913–1964):エレジー(1940)
ラーシュ=エーリク・ラーション(1908–1986):小セレナードOp.12(1934)
エーリク・フォルデル(1852–1981):民謡の調子で(1952)
カール=ビリエル・ブルムダール(1916–1968):アダージョ(劇付随音楽《ヴァルプルギスの夜》から)
エイナル・エングルンド(1916–1999):弦楽のためのセレナード(1983)
エドゥアルド・オヤ(1905–1950):静かな気分(1930)
イェーカブス・メディンシュ(1885–1971):伝説曲(1909)
アーレ・メリカント(1893-1958):セレナード イ短調(1914)
(チェロ独奏と弦楽オーケストラのための)*
チャイコフスキー(1840–1893):エレジー(1884)
オストロボスニア室内管弦楽団 ユハ・カンガス(指揮) マルコ・ユロネン(チェロ)*
録音:2014年6月2日-5日 スネルマンホール(コッコラ、フィンランド)
制作・録音:シモン・フォクス=ガール
★オストロボスニア室内管弦楽団は、1972年、ユハ・カンガス(1945–)がポホヤンマー(オストロボスニア)のコッコラに創設。1989年からプロオーケストラとして活動し、1993年に北欧音楽委員会(NOMUS)賞を受賞。2013年には名誉指揮者となったカンガスの後を継いでサカリ・オラモが首席指揮者に就任。フィンランドと北欧を代表する弦楽オーケストラとして、さらに広いレパートリーによる活動を行っています。
★アルバム『静かな気分』は2014年の録音。バルト海をめぐる国々の音楽、エストニアのヴィレム・カップとエドゥアルド・オヤ、ラトビアのイェーカブス・メディンシュ、スウェーデンのラーションとブルムダール、フィンランドのエーリク・フォルデル、エングルンドとアーレ・メリカント にチャイコフスキーの作品を加え、名誉指揮者に就任したカンガスの指揮で演奏しています。エングルンドの《セレナード》は、〈アレグレット〉〈アンダンテ〉〈メヌエット〉〈終曲:アレグロ・コン・ブリオ〉の4楽章の作品。1976年の《ペリマンニの肖像》(ABCD205)をきっかけにオストロボスニア室内管弦楽団と親しくなった作曲家のノルドグレンに献呈するためカウスティネンの文化委員会がエングルンドに委嘱し、1984年2月、カウスティネンで初演されました。アーレ・メリカントの《セレナード》は「ゆったりと美しく、それでいて燃え立つような、親しみやすいメロディをもった」(メリカント)単一楽章の曲。ユロネン(1966–)がチェロ独奏を担当しています。