オット・トロネンによるヘンツェ&ブリテンのギター作品
- アーティスト:オット・トロネン
- レーベル:ALBA
- 品番:ABCD-382
- ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:5.1 multichannel / stereo
- 収録時間:76:43
オット・トロネンによるヘンツェ&ブリテンのギター作品
王宮の冬の音楽
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926–2012):
王宮の冬の音楽-第1ソナタ(シェイクスピア劇の登場人物による),
第2ソナタ(シェイクスピア劇の登場人物による)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976): ジョン・ダウランドによる夜の曲Op.70
オット・トロネン(ギター)
★オット・トロネン(1980–)は、コルホネン、サヴィヨキ、ミュラー=ベリング、オスカル・ギリアに学び、ソリストとして活動。フィンランド国内から、ロシア、バルト三国、中央ヨーロッパ、北米、南米と演奏の場を広げてきました。20世紀フランスとスペインのギター音楽を演奏した『フランス風ティエント』(ABCD357)に次ぐソロアルバム。ヘンツェとブリテンがエリザベス朝イングランドの文化からインスピレーションを得て作曲し、20世紀のギター音楽に大きな貢献をした作品が特集されます。
ヘンツェの《王宮の冬の音楽》は、シェイクスピア劇の登場人物がイメージされた作品です。〈グロスター〉〈ロミオとジュリエット〉〈エアリエル〉〈オフィーリア〉〈タッチストーン、オードリーとウィリアム〉〈オベロン〉の6楽章による1976年の《第1ソナタ》。〈サー・アンドリュー・エーギュチーク〉〈ボトムの夢〉〈狂気のマクベス夫人〉の《第2ソナタ》は1979年の作曲です。ブリテンの《ジョン・ダウランドによる夜の曲》は、ダウランドの《歌曲集第1巻》の〈来れ深き眠り〉に基づく「変奏」として書かれました。〈黙想して〉〈ひどく動揺して〉〈落ち着かず〉〈不安な〉〈マーチのように〉〈夢見て〉〈やさしく揺すり〉〈パッサカリア〉〈ゆっくり、静かな〉。1963年の作品。このアルバムの曲はすべて、イギリスのギタリスト、ジュリアン・ブリームに献呈された作品です。