フィンランドのピア・フロイントとトンミ・ハカラの歌うシベリウス
- アーティスト:ピア・フロイント
- レーベル:ALBA
- 品番:ABCD-384
- ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:70:10
フィンランドのピア・フロイントとトンミ・ハカラの歌うシベリウス
北の国 - ジャン・シベリウス歌曲集
ジャン・シベリウス(1865–1957):
思考 JS192
夕べに Op.17-6
おまえを連れてきたのは誰だ Op.90-6
トリアノンでのテニス Op.36-3
岸辺のトウヒの木の下で Op.13-1
くちづけの願い Op.13-2
こころの朝 Op.13-3
初めてのくちづけ Op37-1
小さなラッセ Op.37-2
夏の夜 Op.90-5
春はいそぎ過ぎゆく Op.13-4
夢 Op.13-5
フリッガに寄せて Op.13-6
葦よそよげ Op.36-4
狩人の少年 Op.13-7
エーコーの精(カイウタル) Op.72-4
三月の雪の上のダイアモンド Op.36-6
ある歌JS71
黒いばら Op.36-1
さあ、おやすみ Op.17-2
迷い Op.17-4
夕陽のようにゆっくりと Op.61-1
逢い引きから帰ってきた娘 Op.37-5
彼女の便り Op.90-2
三月の雪 Op.36-5
小さな娘たち JS174
夜に Op.38-3
もっと別の考えがあるのかOp.86-4
北の国 Op.90-1
夢だったのか Op.37-4
ピア・フロイント(ソプラノ) トンミ・ハカラ(バリトン) クリスチャン・アッティラ(ピアノ)
★シベリウスは、交響曲、音詩や交響詩、劇場のための音楽といった規模の大きな作品を書く一方、ピアノのための小品や歌曲を数多く作曲しました。歌曲は、ヘルシンキ音楽学校に学んでいた1888年から書きはじめ、90曲を超す作品を残しました。シベリウスの歌曲の多くは、彼の母語、スウェーデン語の詩、とりわけ象徴主義の性格をもった詩に作曲され、言葉や語句のニュアンスよりも、「詩」からインスピレーションを得た旋律、そして曲の構成が重視されています。フィンランドのピア・フロイントとトンミ・ハカラの歌うシベリウス。「考えるということ、見よ、いかに鳥が飛び回るか 雲の下、軽く、自由に……」。ルーネベリの詩を2声の歌曲に作った《思考》から始まるプログラム。「歓喜のうちに滅びる運命」をワルツのリズムに乗せて歌う〈三月の雪の上のダイアモンド〉。ルーネベリの詩を「小さなオペラ」とも呼べる曲に作った〈逢い引きから帰ってきた娘〉。そして、別れた恋人に寄せる想いを、大きく弧を描く旋律に歌う〈夢だったのか〉。フロイントとハカラが特に気に入っているという曲を中心に30曲が選ばれました。
ピア・フロイント(1964–)
シベリウス・アカデミーで学び、マルメ音楽アカデミーのドロシー・アーヴィング教授に師事しました。1992年から定期的にフィンランド国立歌劇場の舞台に立ち、カイヤ・サーリアホの作品を特に得意としていることで知られます。
トンミ・ハカラ(1970–)。シベリウス・アカデミーとカールスルーエ音楽大学で学び、イギリスのカーディフで隔年で開催される BBCの「世界の歌手」コンペティションの2013年大会で第1位に選ばれました。メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ歌劇場、ザクセン州立歌劇場、サヴォンリンナ・オペラフェスティヴァルをはじめとする舞台に《ファウスト》のヴァランティン、《タンホイザー》のヴォルフラム、《道化師》のシルヴィオなどの役で出演。
2008年からフィンランド国立歌劇場に所属、歌曲のコンサートに出演し、ソリストとしてオーケストラに客演しています。