フィンランドの作曲家ヴェリ・クヤラが描く「宇宙の音楽」
- アーティスト:スサンネ・クヤラ、ヴェリ・クヤラ
- レーベル:ALBA
- 品番:ABCD-393
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:5.1 multichannel/stereo
- 収録時間:66:46
フィンランドの作曲家ヴェリ・クヤラが描く「宇宙の音楽」
極超個体(Hyperorganism)
ヴェリ・クヤラ(1976–):
CybOrgan(オルガン、弦楽、ライヴ・エレクトロニクスのための)
Hyperchromatic Counterpoint「極超半音階的対位法」(四分音アコーディオンと録音済みマルチチャンネル・テープのための)
スサンネ・クヤラ(オルガン) ウーシンタ・アンサンブル タンペレ・ロー
ヴェリ・クヤラ(ライヴ・エレクトロニクス 、四分音アコーディオン)
録音:2013年9月10日 スオニエミ教会(タンペレ、フィンランド)、
2014年3月22日 レッパヴァーラ教会(エスポー、フィンランド)
★「初めに音があり、力強い音楽がすべての天と地を満たした。和音は星を生み、銀河を生み、惑星と生命を生んだ。そして最後に、あなたと私を生んだ……」。フィンランドのアコーディオン奏者、作曲家、ヴェリ・クヤラの『極超個体』は、「宇宙の音楽」をイメージした2曲から構成されたアルバムです。オルガンと弦楽に赤外線カメラ制御のライヴ・エレクトロニクスを加えた《CybOrgan》は、第1部〈-um〉、第2部〈On the Strand of Remote-ness(悠遠の岸で)〉、第3部〈Warp(ウォープ)〉に分かれ、新宇宙の大エネルギー、太陽風や爆発する銀河の叫びなどが表現されます。この作品では、ヴェリの夫人、ベルリンに生まれ、ハンス・アイスラー音楽大学でアコーディオンとコレペティトールのピアノを学んだスサンネ・クヤラがオルガンを担当しています。クヤラ自身が弾く四分音アコーディオンと録音済みテープによる《Hyperchromatic Counterpoint》は、第1部〈Wer Krümel ißt, wird Reich(パンくず(クラム)を食べる者は誰もが、ライヒだ)〉が〈Bulgarian Infinity Series(ブルガリア無限級数)〉〈Neutral Waves(中立波動)〉〈Bar 16 2/3〉の3曲から構成され、第2部〈Passacaglia(パッサカリア)〉、第3部〈Sculpture(彫刻)〉、第4部〈Accordion Hyperoriental(ハイパーオリエンタル・アコーディオン)〉、第5部〈L’harmonie éternelle(永遠の調和)〉とつづく音楽。