ピアノと弦楽四重奏版のモーツァルトの協奏曲
カデンツァはベント・サーアンセン
- アーティスト:カトリーネ・ギスリンゲ
- レーベル:ALBA
- 品番:ABCD-418
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:5.0 multichannel /stereo
- 収録時間:72:35
ピアノと弦楽四重奏版のモーツァルトの協奏曲
カデンツァはベント・サーアンセン
『モーツァルト ピアノ協奏曲』
モーツァルト: ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415/387b(ピアノと弦楽四重奏のための版)
ピアノ協奏曲第11番 へ長調 K.413/387a(ピアノと弦楽四重奏のための版)
ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414/385p(ピアノと弦楽四重奏のための版)
(カデンツァ:ベント・サーアンセン(1958–)) カトリーネ・ギスリンゲ(ピアノ)
ステーンハンマル四重奏団【ペーテル・オーロフソン(第1ヴァイオリン)
ペール・オーマン(第2ヴァイオリン) トニー・バウアー(ヴィオラ) マッツ・オーロフソン(チェロ)】
録音:2016年10月25日–28日
スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム、スウェーデン)
制作・録音 トーレ・ブリンクマン
★モーツァルトが1782年から1783年にかけてウィーンで作曲した3つのピアノ協奏曲。第11番へ長調、第12番イ長調、第13番ハ長調。最初に作曲された第12番は、第2楽章「アンダンテ」の音楽が1782 年に亡くなったJ・C・バッハに捧げる墓碑銘とされ、第9番のピアノ協奏曲《ジュノーム》などとともにモーツァルト初期のもっとも魅力的な作品に数えられています。デンマークのピアニスト、カトリーネ・ギスリンゲ Katine Gislinge とスウェーデンのステーンハンマル四重奏団による、モーツァルト自身が作った「ピアノと弦楽四重奏のための版」の演奏。ギスリンゲのご主人、独創的な音風景の作品で知られるベント・サーアンセン Bent Sørensen が彼女のために作曲した『パピヨン三部作(Papillons Trilogy)』の一作、《ルーセンバー(Rosenbad)》(Dacapo 8.226135)のアンサンブルです。この3作のカデンツァは、《ルーセンバード》の作曲中、サーアンセンが彼女から頼まれて作曲しまいた。「わたしが作曲に集中している時、カトリーネの練習しているモーツァルトが彼女の部屋から聞こえてきた。ひとまず断片を書きつけ、後でモーツァルトのスコアを研究した」。「軽やかに弾むカトリーネのモーツァルト」と一体になるカデンツァの作曲。「磨きあげられた床を作業靴で踏むわけにはいかない。モーツァルトの素晴らしい音楽を壊すことを避けるだけでなく、わたしの音楽を付け加えなければならない。モーツァルトに何かをつけ足すことなどできるのか? 魔法のような言葉に溺れることなくモーツァルトを取りこむことができるのか?」。サーアンセンが書いたカデンツァには「《ルーセンバード》の痕跡」も刻まれました。スウェーデン放送のストックホルムのスタジオでのセッション録音。BIS録音を数多く手がけているトーレ・ブリンクマンが、制作、エンジニアリング、編集を担当しています。