フィンランド音楽界の巨匠
エーリク・T・タヴァッシェルナ
- アーティスト:エーリク・T・タヴァッシェルナ
- レーベル:Alba
- 品番:ABCD-437
- ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:64:44
- 入荷予定時期:2019年5月下旬
フィンランド音楽界の巨匠
エーリク・T・タヴァッシェルナ
『バラードとその他の物語(Ballades & Other Stories)』
ラウタヴァーラ:ピアノソナタ第2番《火の説法(1970)
ショパン:バラード第1番 ト短調 Op.23
リンドベリ:ピアノ・ジュビリー(2000)- 第6番 第3番
ショパン:バラード第2番 へ長調 Op.38
サーリアホ: バラード(2005)
ショパン:バラード第3番 変イ長調 Op.47
ホイットール: 草の葉(2005–09)- 第6曲〈夜の浜辺で〉- 第7曲〈もの静かな辛抱づよいクモ〉
ショパン:バラード第4番 へ短調 Op.52
エーリク・T・タヴァッシェルナ(ピアノ) [Piano: Steinway D]
録音:2017年12月 シベリウス・ホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)
制作:ヴィーヴェ・マエメツ
録音: エンノ・マエメツ
★ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーの名誉教授、エーリク・T・タヴァッシェルナは、1951年、ヘルシンキ生まれ。タパニ・ヴァルスタとモスクワのヘンリエッタ・ミルヴィスに学び、ウィーン音楽大学でディーター・ヴェーバー、ニューヨーク大学でユージン・リスト、ジュリアード音楽院でサーシャ・ゴロドニツキに師事。シベリウス・アカデミーで1982年からピアノと室内楽を教え、ショパンを弾いてコッコネンに認められたヤンネ・メルタネン、トランスクリプションと現代音楽に関心を寄せるリスト=マッティ・マリン、ヘンリ・シーグフリードソン、カトリーナ・コルテたちを育てました。コンサートではハイドン、シューベルト、エングルンドたちのソナタを演奏、スウェーデンの BISレーベルにシベリウスのピアノ作品の全曲を録音したことでも知られます。
『バラードとその他の物語』は、タヴァッシェルナが久しぶりに録音したアルバムです。2017年に行ったリサイタルのコンセプに沿ったプログラムが組まれ、ショパンのバラード4曲がフィンランドのピアノ作品とともに演奏されます。ラウタヴァーラの「コラール風コードのテクスチュアとローリング・アルペッジョ」に特徴づけられるピアノソナタ《火の説法》。ロンドンのロイヤル・フェスティヴァルホールがピエール・ブーレーズへの誕生日プレゼントとして委嘱した第1曲と、5つの短い曲を「調和する全体」にまとめたマグヌス・リンドベリの《ピアノ・ジュビリー》から2曲。カイヤ・サーリアホが「メロディのある曲を書きたかった」という、エマヌエル・アックスのための小品《バラード》。マシュー・ホイットールがウォルト・ホイットマンの詩に基づきリスト=マッティ・マリンのために作曲した12の前奏曲《草の葉》の2曲。