テレマン:協奏曲と組曲集

ラ・プティット・バンドのテレマン
バルト・クーンのリコーダーによる協奏曲

  • アーティスト:シギスヴァルト・クイケン
  • レーベル:ACCENT
  • 品番:ACC-24288
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:79:40

TRACK LIST

テレマン:協奏曲と組曲集

リコーダーと弦楽合奏のための組曲イ短調TWV 55:a2
リコーダー、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ト長調TWV43:G6
ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽合奏のための組曲ニ長調TWV55:D6
リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲イ短調TWV52:a1

シギスヴァルト・クイケン(指揮) ラ・プティット・バンド バルト・クーン(リコーダー)
録音:2013年1月AMUZ、アントワープ

★管弦楽、室内楽、オペラなど当時のあらゆるジャンルの曲を4000曲以上作曲した多作家であったテレマン。今回、シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドは、ソロ楽器のリコーダーを擁した組曲と協奏曲を選曲しました。ここに収録されている4作品は、テレマンの多様な作風が顕著にあらわれています。 「リコーダーと弦楽合奏のための組曲イ短調TWV 55:a2」は、技巧的でイタリア的な手法と旋律美を兼ね備えた全7楽章からなる作品。J.S.バッハのフルート・トラヴェルソのための組曲ロ短調のモデルとなったとも言われています。「ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽合奏のための組曲ニ長調TWV55:D6」は、フランス風の音楽語法を取り入れた洗練された音楽。そして「リコーダー、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ト長調TWV43:G6」は、協奏曲と題されていますが、弦楽はないため事実上リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための四重奏という形式となっています。さらに「リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲イ短調TWV52:a1」の二重協奏曲では、ギャラント様式の影響を感じられる作品。 テレマンの多様性を魅力的に演奏しているのは、リコーダーの名手バルト・クーン。バロック・アンサンブルや室内オーケストラなどでアンサンブル奏者としてキャリアを築き、ソリストとしてもヨーロッパで高い評価を受けています。細やかな表現力と圧倒的な技巧でヴァラエティ豊かなテレマンの音楽を見事に作り上げています。
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