- アーティスト:アンサンブル・トゥールビヨン、ペトル・ヴァグネル
- レーベル:ACCENT
- 品番:ACC-24294
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:71:57
ジャンルクラシック音楽史/古楽
フォーマットCD
ヨハン・アーブラハム・シュミーラー(1661-1700以降): オーケストラ組曲「12宮の音楽」(1698)
アンサンブル・トゥールビヨン、ペトル・ヴァグネル
ACC-24294
ヨハン・アーブラハム・シュミーラー(1661-1700以降):オーケストラ組曲「12宮の音楽」(1698)
アンサンブル・トゥールビヨン ペトル・ヴァグネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ、指揮)
録音:2013年11月24-26日プラハ、ティルシューフ・デューム、バロック・アッセンブリ・ホール
★歴史の闇に忘れられた作曲家ヨハン・アーブラハム・シュミーラー。1660年頃アウクスブルクで生まれたシュミーラーは、1680年までアウクスブルク大聖堂で歌っていたという記述が残っています。その後ディリンゲン大学で哲学を学び、1682年11月1日からザルツブルク大学で法学博士を得て卒業。1683年にアウクスブルク大聖堂の楽長に立候補するが叶わず、1697年4月1日からアウクスブルクのフッガー財団の理事長の職に就いています。1698年にこの「12宮の音楽」の第1部が出版され、1710年には第2部の出版の予告がされていますが、その後消失しています。第1部は6つの組曲からなる、4つの弦楽器と通奏低音のための作品。ブーレやシャコンヌのようなフランス風舞曲が含まれています。しかし残念ながらシュミーラーはこの作品だけしか知られていません。「公平な音楽学者や良識のある音楽愛好には関係ないことだが」と前置きした上で、この企画を出したペトル・ヴァグネルはその理由を、ドイツ語で三文文士(シュミーラー)という意味をもつ彼の名前によるところではないかと言っています。