オルランド・ディ・ラッソ(1532 ~ 1594):シビラの預言、宗教合唱作品集

16世紀を代表する作曲家 ラッソの宗教合唱作品集
天上の歌声に心洗われるひと時

  • アーティスト:ダニエル・ロイス
  • レーベル:ACCENT
  • 品番:ACC-24307
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

オルランド・ディ・ラッソ(1532 ~ 1594):シビラの預言、宗教合唱作品集

シビラの預言
詩編「主は言われた」
モテット「ベツレヘムの荒野の天使」
モテット「飼い葉桶の羊飼いたち」
モテット「東方の賢者への賛歌」
モテット「アヴェ・マリア」
マニフィカト「暁の光は赤く染まり」

ダニエル・ロイス(指揮) ベルリン・ヴォーカルコンソート
録音:2015年5月29日-31日、ベルリン、オーバーシェーネヴァイデ、キリスト教会

★オルランド・ディ・ラッソはヨーロッパ全土で活躍した16世紀後半を代表する作曲家。彼の代表作である「シビラの預言」と詩編、モテット、マニフィカトが収録された宗教合唱曲集。ラッソは各地の大聖堂や宮廷を経た後、バイエルン宮廷の音楽家として沢山の作品を残していますが、当時出版された作品も数多く、彼の名はヨーロッパ全土に広まりました。1570年には神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン2世から貴族に叙列され、また1571年には教皇グレゴリオ13世より教皇庁騎士に叙任され黄金拍車勲章を授与されるなど、音楽家としては異例の華々しい待遇を受けています。「シビラの預言」は、彼がバイエルン宮廷に勤め始めたころの、25歳の時の作品。キリストの誕生を伝えたとされるシビラの預言を元に書かれたこの曲では、彼の特徴でもある半音階的な語法が劇的な表現効果を生み出しています。ラッソの400を超えるモテットは、クリスマスにまつわる聖書の物語に関連しています。ここでは、半音階の使用や複雑な対位法は姿をひそめ、穏やかな祝福の世界が広がっています。ベルリン・ヴォーカルコンソートによる天上の歌声で立ち昇るラッソの宗教合唱作品集。心洗われるひと時を過ごせること間違いなしです。

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