チェコを代表する古楽アンサンブル、
コレギウム1704によるゼレンカのソナタ
- アーティスト:コレギウム1704
- レーベル:ACCENT
- 品番:ACC-24319
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 収録時間:107:21
チェコを代表する古楽アンサンブル、
コレギウム1704によるゼレンカのソナタ
ゼレンカ(1679-1745):6つのトリオ・ソナタ集ZWV181
ソナタ第1番ヘ長調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第2番ト短調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第3番変ロ長調(ヴァイオリン、オーボエ、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第4番ト短調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第5番ヘ長調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第6番ハ短調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
コレギウム1704
クセニア・レフラー(バロック・オーボエ)ミヒャエル・ボッシュ(バロック・オーボエ)ジェーン・ガワー(ファゴット)ヘレナ・ゼマノヴァ(ヴァイオリン)ルデク・ブラニー(コントラバス)野入志津子(リュート)ヴァーツラフ・ルクス(ハープシコード)
録音:2016年3、7月、プラハ
★1679年にボヘミアで生まれたヤン・ディスマス・ゼレンカ。バッハと同時代にドレスデンの宮廷で活躍。当代随一の実力を誇ったドレスデンの宮廷楽団のコントラバス奏者にも選ばれ、その後ウィーンに留学するなど才能を高く買われており、留学後ドレスデンに戻った後も、当時楽長を務めていたハイニヒェンの実務を支えた重要な役割を担っていました。しかし正式には楽長の地位を得ることなく、ハッセにその座を渡すことになります。この「6つのトリオ・ソナタ」はゼレンカがもっとも華々しく活躍していたウィーン留学後1720年頃に書かれた作品です。このソナタ集は、第3番以外オーボエ、ファゴットと通奏低音という珍しい構成。名人集団であったドレスデンの宮廷楽団の奏者を想定してか、非常に技巧的で奏者のテクニックを存分に披露できる楽曲となっています。チェコの古楽アンサンブル、コレギウム1704はチェンバロ奏者でもありホルン奏者でもあるヴァーツラフ・ルクスが1991年に創設したピリオド・アンサンブル。彼らはこれまでに自国ゼレンカの作品に熱心に取り組み録音も多く行っています。バロック・オーボエの名手ベルリン古楽アカデミーのクセニア・レフラー、ウィーンの古楽アンサンブル・ユニコーンのリーダーでもあるミヒャエル・ボッシュの二人の息つく間もない圧巻の演奏、そして通奏低音にはリュート奏者の野入志津子も加わり充実の演奏を聴かせてくれます。