「コンサート・サントネール」シリーズ完結、最後はフォーレ!
- アーティスト:ユディト・インゴルフソン、ウラジーミル・ストウペル
- レーベル:ACCENTUS MUSIC
- 品番:ACC-303713CD
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:53:51
「コンサート・サントネール」シリーズ完結、最後はフォーレ!
コンサート・サントネールⅢ
フォーレ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調作品13
ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調作品108
ユディト・インゴルフソン(ヴァイオリン)
ウラジーミル・ストウペル(ピアノ)
録音:2015年11月、ベルリン
★ヴァイオリンのユディット・インゴルフソンとピアノのウラジーミル・ストウペルによるシリーズ「コンサート・サントネール」第3弾は、フォーレのヴァイオリン・ソナタ。このシリーズは、第1次大戦中に生きた作曲家というテーマがあり、フォーレは晩年の作品がその時期にあたります。
★フォーレは2つのヴァイオリン・ソナタを残しています。第1番はフォーレが1876年31歳の時に書かれました。あのフランクのヴァイオリン・ソナタが1886年作曲で、当時はオペラが全盛の時代、まさにフランス室内楽作品の第一歩とも言うべき作品です。4楽章構成で、独特の光と影の交錯、若々しくも滋味溢れる旋律が魅力。そして第1番から約40年ぶりに書かれた第2番。晩年、聴覚と闘いながら作曲した室内楽作品の幕開けとなる1作。第1番より知名度は低く、評価も分かれる作品ですが、このシリーズ「コンサート・サントネールⅡ」でも取り上げたフランスの作曲家ルイ・ヴィエルヌは以下のような言葉を残しています。「ある日私はフォーレに言ったんだ、このヴァイオリン・ソナタ第2番を聞いて涙が出たと」。第1番とは対照的に、屈折した曲想や重厚な印象は晩年の達観した雰囲気を醸し出していますが、透明な旋律美、フォーレ特有のシンコペーションのリズムにのって、次第に高揚していくようなさまは健在。ユディト・インゴルフソンとウラジーミル・ストウペル2人の演奏は、色彩は淡く、しっかりとした抒情を表現し、禁欲的な中にも甘美さをたたえた音楽を作り上げています。
★アイスランド出身のヴァイオリニスト、ユディト・インゴルフソン。幼少期よりその才能を開花させ、15歳の時にカーティス音楽員に入学、ウジェーヌ・イザイ門下のヤッシャ・ブロズキーに師事、その後にクリーヴランド音楽学校で修士号とアーティスト・ディプロマを取得しています。ピアニストのウラジーミル・ストウペルとは数多く共演し、2006年からは珍しいレパートリーの開拓を積極的に行い、コンサート、録音と高い評価を得ています。
ユディト・インゴルフソン、ウラジーミル・ストウペル
ACC-80371CD
ユディト・インゴルフソン
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ユディト・インゴルフソン、ウラジーミル・ストウペル
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ユディト・インゴルフソン、ウラジーミル・ストウペル
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ユディト・インゴルフソン、ウラジーミル・ストウペル
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ユディト・インゴルフソン、レオニード・ゴロホフ、ウラジーミル・ストウペル
EDA-31