セクシャリティの目覚めを書いた寓意物語
- アーティスト:クリスチャン・エッゲン
- レーベル:AURORA
- 品番:ACD-5049
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 収録時間:104:00
セクシャリティの目覚めを書いた寓意物語
オラヴ・アントン・トンメセン(1946–):室内オペラ《両性具有者》(1970–80)
アイル・インデルハウグ(語り、ソプラノ) イーサ・カタリーナ・ゲーリケ(ソプラノ)
アンナ・エリサベト・アイナション(メッツォソプラノ)
ニルス・ハーラル・ソーダール(語り、テノール) エスペン・フェーグラン(バリトン)
シェティル・フーゴース(バス) オスロ・シンフォニエッタ クリスチャン・エッゲン(指揮、語り)
録音:2006年9月17日-24日 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
制作・編集:フランソワ・エケール
録音:ジェフ・マイルズ
追加トラッキング・ミクシング:ショーン・ルイス
★オラヴ・アントン・トンメセンは、2010年に亡くなったアルネ・ヌールハイムの次の世代を代表するノルウェー作曲家のひとり。1990年度 NOMUS賞(北欧音楽委員会賞)を受けた《プリズムを通して》をはじめとする多くの作品を発表、1985年のベルゲン国際フェスティヴァルと1995年の北ノルウェー芸術フェスティヴァルのテーマ作曲家に選ばれました。ノルウェー音楽アカデミーの名誉教授。室内オペラ《両性具有者》は、彼が1970年から1980年にかけて作曲した作品です。自己認識の劇的な旅、男性性と女性性の統合に人間の二元的本性を洞察、人のセクシャリティ(性的指向)の目覚めを寓意物語のうちに語る。グノーシス主義の文献『マルコによる秘密の福音書』、イジドール・デュカス(ロートレアモン)の『マルドロールの歌』、D・H・ロレンスの『上音』のノルウェー語訳をテクストに採り、6人の独唱者、2人の俳優、ダンサーと室内オーケストラによる「バレエ・オペラ」として上演されます。第1幕が〈秘密の福音書〉と〈両性具有者〉(「告白」「攻撃)」「欲望」「夢)」「眠り」)の2部、第2幕が〈コンサートの部屋〉〈交互に〉〈反響するこだま〉〈上音〉〈マルドロール〉の5 部。1976 年にスウェーデンのヴァードステーナ・アカデミーで部分的に初演され、ベルゲン国際フェスティヴァルと王立スウェーデン・オペラで全曲が上演されました。6つのフルート、オーボエ、3つのクラリネット、ファゴット、ホルン、サクソフォーン、2つのトランペット、テューバ、ハープ、打楽器群、オルガン、ピアノ、2つのヴァイオリンとヴィオラ、チェロとコントラバスの「シンフォニエッタ」。現代音楽のスペシャリスト、クリスチャン・エッゲン(1957–)が指揮。ヤール教会でセッション録音されました。