珍しいギターを使用した現代ギター作品集
- アーティスト:アンデシュ・フォリスダール
- レーベル:AURORA
- 品番:ACD-5068
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 収録時間:131:41
珍しいギターを使用した現代ギター作品集
銀河 - ギターのための現代音楽
[CD1]
ビョルン・フォンゴール(1919–1980):
Inventions Op.32(1964)(四分音ギターのための)
ブライアン・ファーニホウ(1943–):
Renvoi/Shards(2010)(四分音ギターと四分音ヴィブラフォーンのための)*
ビョルン・フォンゴール(1919–1980):
3つのコンチェルティーノOp.36(1964)(四分音ギターと打楽器のための)**,
Reflections Op.33(1964)(四分音ギターと声のための)
オーレ=ヘンリク・モー(1966–):
KRAV(2007)(エレクトリックギターと微分音打楽器のための) *
ビョルン・フォンゴール(1919–1980):
ソナタ第1番 Op.48(1971)(微分音ギターのための),ソナタ第2番 Op.58(1975)(微分音ギターのための)
[CD2]
ビョルン・フォンゴール(1919–1980):
銀河(Galaxe/Galaxy) Op.46(1966),
Aphorisms Op.61(1967)(微分音ギターのための),
Novations Op.62(1967)(微分音ギターのための),
Apho-risms Op.63(1967)(微分音ギター、声と打楽器のための)†,
Improvisations Op.81(1968)(微分音ギターのための)
オイヴィン・トルヴン(1976–):
ぬかるみの中のギター(Guitars in the Mud)(2014)
(録音スキッフルベース、エレクトリックギターとリングモジュレーターのための)
ビョルン・フォンゴール(1919–1980):
Sinfonia Microtonalis No.1(1970)
アンデシュ・フォリスダール(四分音エレクトリックギター、声、打楽器 †)
アイリク・ラウデ(打楽器)** ホーコン・ステーネ(打楽器)*/**
★「ギタリストのアンデシュ・フォリスダール(1977–)は、ノルウェー、フレドリクスタ生まれ。ノルウェー音楽アカデミーで学び、アルド・クレメンティの音楽をテーマに修士号を取得。。2010年から2013年まで音楽アカデミーの作曲・音楽理論・音楽テクノロジー学部の博士課程に所属し、現代の演奏様式を研究しました。フォリスダールはソリストとしての活動とともにさまざまなアンサンブルと共演。2002年には、前衛音楽に興味をもつノルウェーの音楽家たち、ピアニストのエレン・ウゲルヴィーク、クラリネット奏者クリスティーネ・チョーゲシェン、チェリストのターニャ・オルニング、打楽器奏者ホーコン・ステーネとアンサンブル「asamisimasa」を結成しました。多弦ギター、微分音ギター(可動フレットギター)といった珍しい楽器を演奏。ブライアン・ファーニホウ、ロジャー・レッドゲイト、マイケル・フィニシー、クリス・デンチ、ブリン・ハリソン、クラウス・ラング、オーレ=ヘンリク・モーが彼のために作曲しています。アルバム『銀河』のメインプログラムの曲を作曲したビョルン・フォンゴールはノルウェーの作曲家でギタリストです。微分音や四分音といった音階システムを探求し、20世紀の音楽シーンでもユニークな位置にあるとされています。2曲のソナタ、《Improvisations(即興)》《SinfoniaMicrotonalis No.1(微分音シンフォニア)》《Reflections(反射)》《Reflections(警句)》《Inventions(創造)》《3つのコンチェルティーノ》《Novations(更改)》。彼の作品は作曲者自身による録音も残されており、フォリスダールは、長年、彼の音楽に関心を寄せていたと言います。フォンゴールの曲と合わせて収録された3曲は、このアルバムのプロジェクトのため、個人的、芸術的につながりをもつ作曲家たちにフォリスダールが委嘱した作品です。フォンゴールの初期の四分音作品に関連させ、フランス語の「renvoi(反致)」と英語の「shards(破片)」を曲名に採ったファーニホウの作品。「音の微小な変質」を紡いだというノルウェーのオーレ=ヘンリク・モーの《KRAV》。演奏様式、楽器構造、テクノロジーを探求し独自の音世界を求めている、同じノルウェーのオイヴィン・トルヴンの《ぬかるみの中のギター》。このプロジェクトの録音には、ノルウェーの打楽器奏者ふたり、シェルブレードの作品を演奏した『波動と中断』(2L103 PABD)のアイリク・ラウデ(1973–)と、asamisimasaのメンバーでもあるステーネ(1977–)が参加しています。