瞑想 ‐ シェル・モルク・カールセン:宗教作品集

オルガニスト、カールセンによる「瞑想」

  • アーティスト:インゲル=リーセ・ウルスルード
  • レーベル:AURORA
  • 品番:ACD-5079
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:80:09

TRACK LIST

瞑想 ‐ シェル・モルク・カールセン(1947?):宗教作品集

キリストの瞑想(Christus-Meditationen) Op.120(1997)(オルガンのための)
ソナタ《エフタの娘(Daughter of Jephthah)》 Op.152B(チェロ独奏のための)
黙示録の瞑想(Offenbarungs-Meditationen) Op.155(2006/07)(オルガンのための)

インゲル=リーセ・ウルスルード(オルガン) [ウラニエンボルグ教会のクーン・オルガン]
フリーダ・フレドリッケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(チェロ)
録音:2013年9月2日-4日 ウラニエンボルグ教会(瞑想)、10月28日 ノルウェー・オペラハウス(ソナタ)(オスロ)

★ノルウェー作曲家協会のレーベル Auroraは、シェル・モルク・カールセンの作品集をこれまでに2枚制作してきました。新しいアルバムでは、オルガニスト、教会音楽家として活躍するカールセンの『聖書』に題材を採った作品が紹介されます。イエス・キリストの生涯に題材を採った7つの曲から構成される《キリストの瞑想》と『ヨハネの黙示録』に拠る、ロマンティシズムの伝統に則った《黙示録の瞑想》。オルガンのための《瞑想》は両曲ともベルゲン大聖堂の委嘱により作曲され、マグナル・マンゲシュネスが初演した作品です。新しいアルバムのオルガニストはインゲル=リーセ・ウルスルード(1963‐)。彼はノルウェー音楽アカデミーの教授を務め、即興演奏のマスタークラスを定期的に開催。彼女が首席オルガニストを務めるオスロのウラニエンボルグ教会は響きの豊かさで知られ、Aurora、Simax、2Lのアルバムの録音場所として使われています。この教会にオルガンが設置されたのは1884年。数度の修復と追加が行われ、2009年にクーン・オルガン工房の手で現在の姿に整備されました。《エフタの娘》はチェロ独奏のための作品です。「わたしがアンモンとの戦いから無事に帰るとき、わたしの家の戸口からわたしを迎えに出て来る者を主のものといたします。わたしはその者を、焼き尽くす献げ物といたします」(『旧約聖書』「士師記」(11節)新共同訳による)。 イスラエルの指導者エフタの主への祈りと、主への誓いを果たすための犠牲となった娘への「悲歌」から出発し、「歴史を通じ、苦しまねばならなかった無実の者たちすべての永遠の嘆きの余韻」として完成しました。《ソナタ》は、2006年のチェロと管弦楽のための協奏曲(Op.152)をチェロ独奏のために改訂した作品です。フリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(1988‐)は、ノルウェー国立音楽アカデミーのオーゲ・クヴァルバインとトルルス・モルク、ケルン音楽大学のフランス・ヘルメション、ストックホルムの王立音楽大学のトゥールレイフ・テデーエンに師事、アンサンブル・アレグリアの首席チェロ奏者を務め、ノルウェー室内管弦楽団にも定期的に参加しています。デクストラ・ムジカから貸与された1823制作のニコラ・デュポのチェロを弾いています。
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