ユニークなトロンボーンのための作品集
- アーティスト:スヴェッレ・リース
- レーベル:AURORA
- 品番:ACD-5081
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:57:31
ユニークなトロンボーンのための作品集
キッチンにスナークが
アルネ・ヌールハイム(1931–2010):
スナーク狩り(トロンボーン・ソロ)
タペストリー(トロンボーン、チェロとエレクトロニクス)
スナークの帰還(トロンボーンとテープ)
オルヤン・マトレ(1979–):
「…なぜなら、わたしが今、そう言うから」(2010)(トロンボーンとピアノ)
ヨン・オイヴィン・ネス(1968–):
ウツボ(かつてフェックス・ピフトルフとして知られた小品)(トロンボーン、チェロとピアノ)
危険な子猫(トロンボーンと室内オーケストラ)*
スヴェッレ・リース(トロンボーン) エメリー・カルダス(チェロ)
アスビョルン・ブロックム・フルー(エレクトロニクス) シーグスタイン・フォルゲルー(ピアノ)
オスロ・シンフォニエッタ * クリスチャン・エッゲン(指揮)* [* ACD5012(1999)]
録音:2014年1月13日-15日、3月17日-18日 ノルウェー放送(NRK)大スタジオ(オスロ)
★ノルウェー作曲家協会の新しいアルバム『キッチンにスナークが』は、ノルウェー放送管弦楽団のスヴェッレ・リースの演奏する「トロンボーン」にスポットライトを当てた「トロンボーンの参加するグループ写真」として制作され、ノルウェーの作曲家たち、ヌールハイム、マトレ、ネスの書いたソロ作品、室内楽作品、シンフォニエッタ共演の作品が6曲収められています。
★「スナーク」は、『不思議の国のアリス』のルイス・キャロルが書いたナンセンス詩『スナーク狩り』に現れる伝説の怪生物。アルネ・ヌールハイムの《スナーク狩り》とその素材を再加工した《スナークの帰還》は、この詩に基づく作品。オルヤン・マトレのトロンボーンとピアノのための《「…なぜなら、わたしが今、そう言うから」》は、イギリスのプレーヤー、ゲアリー・マクフィーの委嘱で作曲。トロンボーンの特殊奏法も使われ、マトレの作品の特色のひとつ、「音」の使い方の際立ったセンスの良さが発揮された小品。ヨン・オイヴィン・ネスは、「いろいろなところ」からインスピレーションと作品のヒントを見つけてきては、「ユーモア」を底流とする作品に創り上げることで知られます。スヴェッレ・リースはノルウェー音楽アカデミーでインゲマル・ロースに学び、卒業後、ノルウェー歌劇場管弦楽団に採用されました。マレーシア・フィルハーモニック管弦楽団で演奏、現在、ノルウェー放送のオーケストラのソロ・トロンボーン奏者を務めています。このアルバムの曲は、ネスの作品集『ダンディなガラクタ』(ACD5012)に収録された音源を使った《危険な子猫》をのぞき、ノルウェー放送局のスタジオでセッション録音されました。