新しい音を求めるヨン・ペーシェン
- アーティスト:ヨン・ペーシェン
- レーベル:AURORA
- 品番:ACD-5090
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:55:29
新しい音を求めるヨン・ペーシェン
ヨン・ペーシェン(1941–2014):エレクトロニック作品集
NotaBene – The Title is a Lie(1982) Thing Take Time(1985)
ヨン・ペーシェン(エレクトロニクス)
録音:2012年 聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)
★ノルウェーの作曲家ヨン・ペーシェンは、ノルウェー北部の町で19世紀の半ばに起きた「カウトケイノ蜂起」を題材にした1985年のオペラ《十字架と王冠の下で》と、このオペラを管弦楽のために改作した1999年の《十字架と王冠を越えて》(Aurora AD5039)に代表される、アクースティック楽器のための作品がもっとも知られています。ペーシェンがエレクトロニック作品を手がけるきっかけとなったのは1979年。ペーシェンが、アマチュア音楽家の技術向上を目的に1984 年まで行われたサマースクール「Forward Music!」を引き受け、その際にローランドのシンセサイザー Ju-piter6を購入、「DIY」の曲作りが始まりました。
★このアルバムには、エレクトロニクスによる「アクースティク楽器」の音楽を基本とする彼の代表作、新しい音楽のテクノロジー研究と教育のためノルウェーの文化省をはじめとする機関が財政支援して1992年に設立されたOTAM(ノルウェー科学技術・音響・音楽ネットワーク)の歴史にとって重要とされる2曲が収録されています。新しい音のパレットを求め、アナログ楽器、とりわけ打楽器の音を目立たせた1982年の《NotaBene – The Title is a Lie》(25’ 41)は未発表の作品。「聴衆が自由に出入りできる6時間のコンサート」として構想された『Againt Cold Winds(冷たい風に逆らい)』の素材を使った1985年の《Things Take Time》(29’ 48)は、1987年にLP(NC4930)