現代ノルウェーの新作を集めた変奏曲による変奏曲集
ノルウェーの美人トランペッター、ヘルセットも参加
- アーティスト:ノルウェー放送管弦楽団
- レーベル:AURORA
- 品番:ACD-5096
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:60:55
現代ノルウェーの新作を集めた変奏曲による変奏曲集
ノルウェーの美人トランペッター、ヘルセットも参加
アルフレード・ヤンソン(1937–):ノルウェー民謡主題の変奏曲による変奏曲(2014)
(トランペットと管弦楽のための)*
ヤン・エーリク・ミカルセン(1979–):ソングル(歌)(2014)(管弦楽のための)
クヌート・ヴォーゲ(1961–):群れ(2011)(管弦楽のための)
マヤ・ソールヴェイ・シェルストルプ・ラトシェ(1973–):条項112(2014)(管弦楽のための)
ノルウェー放送管弦楽団 ミゲル・ハース=ベドヤ(指揮)
ティーネ・ティング・ヘルセット(トランペット)*
録音:2016年秋 ノルウェー放送(NRK)大スタジオ(オスロ)(ライヴ録音、セッション録音)
★ノルウェー放送管弦楽団が委嘱、初演した現代ノルウェーの新作を集めたアルバム『変奏曲による変奏曲』。アルフレード・ヤンソンの《ノルウェー民謡主題の変奏曲による変奏曲》は、エドヴァルド・グリーグがヴァルドレスの民謡《北国の農民》を主題に使ったピアノのための変奏曲《バラード ト短調》(Op.24)を素材とする作品。ノルウェーのプレーヤー、ティーネ・ティング・ヘルセット(1987–)の技巧と音楽センスを念頭に置き、ジャズをはじめとするさまざまなスタイルの音楽を「ツール」に使った「トランペット協奏曲」として作曲されました。オスロ大学講堂(大ホール)250周年記念の作品。ヤン・エーリク・ミカルセンの《ソングル》(古ノール語で「歌」)は、ハープと2つのヴァイオリンを四分音で調律、民俗楽器のハリングフェレをオーケストラの楽器として使うなど、オーケストラの幅広いパレットによる音風景に描いた3楽章の作品。クヌート・ヴォーゲの《群れ》は、《2011年序曲の断片》の副題をもち、音楽史から拾ったいくつかの「序曲」に自身の作品の断片を引用して作曲されました。オスロ大学講堂(大ホール)の250周年を記念するコンサートのための委嘱作。2011年9月10日、ノルウェー放送管弦楽団と2009年から2012年まで首席指揮者を務めたトマス・スナゴーにより初演されました。マヤ・ソールヴェイ・シェルストルプ・ラトシェは、歌手、ヴァイオリニストとしての活動でも知られます。環境問題に関する憲法の条項を曲名に採った《条項112》は、2014年、ノルウェー憲法制定200周年を記念する「リレー」コンサートの開始を告げる「ファンファーレ」として作曲された作品です。このアルバムは、現代ノルウェーの管弦楽作品の高いクオリティを示す「スナップショット」として、2013年のシーズンからノルウェー放送管弦楽団を指揮するミゲル・ハース=ベドヤ(1968–)の発案で企画。ノルウェー放送(NRK)の放送のための収録やライヴコンサートの行われる「大スタジオ(Store Studio)」で収録された音源を使い、ジェフ・マイルズが制作を担当しています。