甘き思い出

深い瞑想の世界へ誘うマーガレット・リトルによる「甘き思い出」

  • アーティスト:マーガレット・リトル
  • レーベル:ATMA CLASSIQUE
  • 品番:ACD2-2685
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

甘き思い出
オルティス:リセルカーダ第1、4、8番
バニスター:ヴァイオリンのためのディヴィジョン集より「グラウンド上によるディヴィジョン」
プレイフォード:ノーフォーク公
ラニエー:愛の不変
ド・レヨル:デュオ「甘き思い出」
オルティス:リセルカーダ第2番「甘き思い出」
デ・セルマ:ソロ・ファゴットのための幻想曲
作曲者不詳:ロジャー・ド・カヴァリー卿
作曲者不詳:ジョン、いますぐキスしに来て
オルティス:リセルカーダ「幸せな我が目よ」、第5番
バニスター:ヴァイオリンのためのディヴィジョン集より「他のグラウンド」
作曲者不詳:トレッツのグラウンド
バッサーノ:リセルカータ第8番
ロニョーノ:「別れの時には」によるディミニューション
ボニッチ:「甘き思い出」
作曲者不詳:ヴァイオリンのためのディヴィジョン集より「ファロネルのグラウンド」
マーガレット・リトル( ガンバ)  シルヴァン・ベルジュロン(リュート)
録音:2013年3月ケベック

★ 16世紀で最も有名なピエール・サンドランによるマドリガル「甘き思い出」をもとにした、オルティスらの作品を中心としたイタリア・イギリスの17世紀の名曲を収録。ガンバ演奏に関する即興と装飾技法の最初の教本とされる「装飾論ならびに変奏論」を著したスペインの作曲家、音楽学者ディエゴ・オルティス。即興的な装飾変奏の方法と譜例を示した第1部と高度な即興を前提としたファンタジア、既存の楽曲に基づく変奏を挙げたリセルカーダによる2部構成の教本でここでは、第2部のリセルカーダから「甘き思い出」などが収録されています。また17世紀後半のイギリスでは、グラウンド上のディヴィジョンという変奏曲が盛んに作られました。グラウンドは、イタリア語ではバッソ・オスティナートと呼ばれ、日本語には反復低音と訳されます。曲全体にわたってずっと繰り返される、数小節のバス定型で、ディヴィジョンは、そのバスの上で上声部の音符を変奏していくことです。ここではプレイフォードのヴァイオリンのためのディヴィジョンが収録されています。演奏はカナダ古楽界の中心にいるガンバ奏者のマーガレット・リトルとリュート奏者シルヴァン・ベルジュロン。2人の感性が呼応する美しい1枚となっています。
0722056268523

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