「ヌーベルフランス」教会音楽集

フランス植民時代のカナダ
「ヌーベルフランス」の教会音楽集
モントリオール古楽スタジオの
輝くような歌声が堪能できる、
古楽ファン必聴の一枚!

  • アーティスト:クリストファー・ジャクソン
  • レーベル:ATMA CLASSIQUE
  • 品番:ACD2-2764
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

「ヌーベルフランス」教会音楽集

1~9, ジーン・バプティスト・ジョフロア(1601-1675)&アンドレ・カンプラ(1660-1744)
&作者不詳:聖フランシスコ・サレジオ教会のアベナキ族への布教の聖歌(写本)
10, ヘンリー・デュ・モント(1610-1684)&作者不詳:
モントリオール・オルガン曲集4声のミサより「キリエ」(17世紀末の写本)
と、ヘンリー・デュ・モントのプランシャンミュジカル「ミサ・ロワイヤル」より「キリエ」
(1660年の写本)
11~15, アルテュス・オー=クストー(v.1590-1656):5声のミサ「グラータ・スム・ハルモニア」
16, チャールズ・アマドラ・マーティン(1648-1711):プランシャンミュジカル「聖家族のプロザ(写本)」
17, ギョーム・ガブリエル・ニヴェール(1632-1714):
プランシャンミュジカル「聖ヨセフの入祭唱(写本)」
18・19, ニコラ・ルベーグ(1631-1702):ソプラノとオルガンのための2つのプティ・モテット
20~22, アンリ・フレマール(v.1585-1651):4声のミサ「アド・プラチトゥム(抜粋)」
23~28, ニコラ・ルベーグ&作者不詳:モントリオール・オルガン曲集より小品(17世紀末の写本)

クリストファー・ジャクソン(指揮) モントリオール古楽スタジオ
マリー=クロード・アルパン(ソプラノ)2〜4 ワンダ・プロキシェン(ソプラノ)18,19
ミシェル・レオナール(テノール) ノーマンド・リチャード(バス) レジャン・ポワリエ(オルガン)
録音:1995年11月、フランス

★17世紀フランス植民時代のカナダ「ヌーベルフランス(ニューフランス)」の教会音楽集。
フランス本国と変わらぬ習慣が新大陸カナダに持ち込まれた当時、宗教儀式とそれに伴う音楽も社会の中心を担うものとして持ち込まれました。このCDは、カナダで発見された当時の資料に基づいた教会音楽が収められています。
中でも注目の収録作品は、ジョフロワ、カンプラ、そして作者不詳の聖歌。一見普通の聖歌に聴こえますが、歌われている言語はなんとネイティブアメリカンの「アベナキ族」の言葉。布教のために現地の言葉に訳されたというこれらの聖歌は、航海技術発達に伴いキリスト教が広まった一つの時代を象徴するかのようです。
演奏を手がけるのは、北アメリカでの古楽演奏のパイオニアとして名高いモントリオール古楽スタジオ。輝かしさに満ちた歌声が聴くものを至高の時間に誘います。演奏、収録内容共に一聴の価値のある、古楽ファンにはたまらない一枚です。

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