フリゼール・ファンにもお薦めなカントリー・テイスト溢れる一作
- アーティスト:Kalle Kalima
- レーベル:ACT MUSIC
- 品番:ACT-9596
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
フリゼール・ファンにもお薦めなカントリー・テイスト溢れる一作
Kalle Kalima / High Noon
1. Santy Anno (traditional) 4:43
2. Ghost Riders In The Sky (Stan Jones) 5:12
3. Ballad Of The Alamo (Dimitri Tiomkin) 6:45
4. Jääkärimarssi (Jean Sibelius) 5:49
5. Lännen Lokari (Hiski Salomaa) 5:31
6. High Noon (Dimitri Tiomkin) 4:49
7. El Paso (Marty Robbins) 6:09
8. Hallelujah (Leonard Cohen) 4:31
9. Little Joe The Wrangler (Jack Thorp) 4:34
10. Man Of Mystery (Michael Carr) 4:46
11. The High And The Mighty (Dimitri Tiomkin) 4:06
12. The Green Leaves Of Summer (Dimitri Tiomkin) 2:30
13. South Of The Border (Michael Carr & Jimmy Kennedy) 5:59
Music arranged by Kalle Kalima, Greg Cohen & Max Andrzejewski
メンバー:Kalle Kalima (guitar), Greg Cohen (double bass), Max Andrzejewski (drums)
★フィンランドの中堅ギタリストが新たなコンセプトで臨んだACT 初リーダー作。
★アルバムのサウンド・コンセプトは“カントリー・ジャズ”。というのもカッレ・カリマが10 代でギター・レッスンを受けた先生がカントリー&ウェスタン好きで、以来自分の楽しみのために弾いていた個人史があったからです。さらに数年前にオーストリア人ドラマー、アルフレッド・ヴォーゲルのバンドに参加し、カントリー・ジャズ・プロジェクトに取り組んで、ニール・ヤング追悼作に関わったことも、本作制作への後押しとなりました。
★メンバーはオーネット・コールマン、ジョン・ゾーン、ローリー・アンダーソン、ルー・リードといったニューヨークの先端音楽に関わってきたベースのグレッグ・コーエンと、ポーランド系のドラマー、マックス・アンジェイェフスキ。チャーリー・ヘイデンからの影響を感じさせるコーエンは、カントリーを吸収した音楽性の持ち主で、本作には最適の人材と言えます。
★全13曲のうち、4曲を占めるのがハリウッドで活躍した作曲家ディミトリ・ティオムキンのナンバー。ゲーリー・クーパー主演作『真昼の決闘』のテーマ曲でフランキー・レインの歌唱が馴染み深いM-6「ハイ・ヌーン」、M-11「紅の翼」、『アラモ』からM-3「バラード」、M-12「アラモのテーマ」と、ジャズ・ファンにも知られるメロディが楽しめます。
★出自の異なるメンバー3 人それぞれのルーツを、カントリー音楽に落とし込んだ異色作。ビル・フリゼール好きにはぜひオススメの1枚です。