ポーランド出身, ACTから新ヴォーカリストの第2作!
- アーティスト:Natalia Mateo
- レーベル:ACT MUSIC
- 品番:ACT-9734
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
ポーランド出身, ACTから新ヴォーカリストの第2作!
Natalia Mateo / De Profundis
1. Bandoska (Polish traditional)
2. Eternity Sunrise (Danny Ahmad, Sebastian Grote, Natalia Mateo / lyrics by William Blake)
3. Elegia (Natalia Mateo)
4. I Will Always Love You (Dolly Parton)
5. Rosemarys Baby (Krzysztof Komeda / Wojciech Młynarski)
6. Unsound (Natalia Mateo)
7. Prayer (Natalia Mateo)
8. Eksplozja Paranoja (Mateo Band)
9. Dziwny jest ten swiat (Czesław Niemen)
10. Modlitwa (Bulat Okudzawa / lyrics by Francois Villon, translated by A. Mandalian)
メンバー:
Natalia Mateo(vo), Sebastian Gille(sax), Simon Grote(p), Dany Ahmad(g), Christopher Bolte(e-b)Felix Barth(b), Fabian Ristau(ds)
★女性ヴォーカル部門でも充実さを増すACTに、また一人加わった新世代ヨーロピアン
★ポーランドで生まれ、オーストリアで育ち、現在はドイツに住む31歳のナタリア・マテオ。風土や環境が異なり、様々な文化を吸収できる環境で生活しながら、自身の民族的ルーツと重なるバラードの伝統、米国発祥のジャズ、ポップ、ロック、大御所のジョニ・ミッチェルからヨーロッパ全土で人気を集めるイギリス出身のエイミー・マクドナルドまでのシンガー・ソングライターなど、多彩な音楽を通じて個性を育んできました。2015年発表のACTデビュー作『Heart Of Darkness』は、オリジナル曲とルー・リード、トム・ウェイツ、レディ・ガガのカヴァーをほど良くブレンドして、上記のような彼女のキャラクターが1枚に集約された内容でした。
★ACT第2弾となる本作は基本的なメンバーはそのままに、マテオが影響を受けたいくつかの要素を自分の音楽として形にしたものです。ポーランドのトラディショナル・ナンバーであるM-1は、ミステリアスなムードを持つ楽想で、アンビエントな味付けをした仕上がり。もう一つの出身国所縁の楽曲としてクシシュトフ・コメダのM-5を選んだのも、ジャズ・ファンには見逃せないところでしょう。ピアノを伴奏にしっとりと歌うバラードは、偉大なパイオニアへのオマージュのように感じられます。19世紀の英国詩人ウィリアム・ブレイクの詩にマテオとメンバーが共同作曲したM-2や、15世紀のフランスが生んだ詩人フランソワ・ヴィヨンの詩編を冒頭、アカペラで歌うM-10からは、多国籍的な人生を歩んできたマテオならではの文化の香りも。意表を突く選曲と言えるM-4は、ドラムンベース的なリズムを導入して、ホイットニー・ヒューストン歌唱版を参照しながらも現代的なダンス・チューンに装いを変えています。
★2000年代前半のノラ・ジョーンズの登場以降、新しい流れが生まれた女性ジャズ・ヴォーカル界において、独自の地殻変動が起こったヨーロッパでの、最新の成果が聴ける作品です。