フィンランド・ジャズ・ファン注目のユッカ・ペルコ・トリオ
- アーティスト:Jukka Perko Avara
- レーベル:ACT MUSIC
- 品番:ACT-9819
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
フィンランド・ジャズ・ファン注目のユッカ・ペルコ・トリオ
Jukka Perko Avara / Invisible Man
1. Invisible Man (Teemu Viinikainen) 2:33
2. Like Father Like Son (Teemu Viinikainen & Jukka Perko) 5:34
3. Tears In Heaven (Eric Clapton & Will Jennings) 3:04
4. He Left The Road (Jukka Perko, Jarmo Saari & Teemu Viinikainen) 5:04
5. Pimento (Teemu Viinikainen & Jukka Perko) 5:25
6. Sweet Solitude (Teemu Viinikainen) 3:11
7. Nameless Angel (Jukka Perko) 4:07
8. Awakening (Jukka Perko) 4:10
9. Helmi* (Jarmo Saari) 4:11
10. Open Door (Jarmo Saari & Jukka Perko) 4:18
11. Don’t Give Up (Peter Gabriel) 4:32
12. Pavane (Gabriel Fauré) 4:55
Music arranged by Avara (Perko, Saari & Viinikainen), except 03 & 11
Recorded by Klaus Scheuermann at Hansa Studios, November 19. & 20, 2015
Mixed and mastered by Klaus Scheuermann
Produced by Siggi Loch
メンバー:Jukka Perko (alto and soprano sax), Jarmo Saari (electric guitar),
Teemu Viinikainen (acoustic guitar)
★フィンランド・ジャズ・ファンには驚きの顔合わせが実現したトリオ・プロジェクト
★同国のベテラン・サックス奏者であるユッカ・ペルコは、80年代からラジオ番組を通じて日本に北欧ジャズのリアルタイムな姿を伝えてくれる存在でした。Blue Noteからの諸作は、ペルコのステイタスを挙げた実績として感慨深いものです。中でも2004年の『Kuunnelmia』はセヴェリ・ピューサロ(vib)+ティーム・ヴィニカイネン(g)とのトリオが、室内楽的なサウンドを目指したもので、ペルコの新たな魅力を発見できたのが収穫となりました。
★今作がお披露目となる本トリオは、ペルコのバンド・メンバーであるヴィニカイネンのアコースティック・ギターと、ペルコが90年代から知るヤルモ・サーリのエレクトリック・ギターが一緒に演奏したら面白いものが生まれるのではないか、というアイディアが基盤になっています。プログラムは全12曲中、9曲がメンバーのオリジナル。サーリが過激なロック・スタイルのギタリストであることを知るリスナーが、3人の共作によるM-4「ヒー・レフト・ザ・ロード」を聴けば、彼らの美しい協調関係にサーリの新境地を認めることができるでしょう。それもペルコの意図だったと思えてきて、この変則トリオの魅力が浮き彫りになります。エリック・クラプトン、ピーター・ガブリエル、ガブリエル・フォーレのカヴァー3曲もアルバムのアクセントと言えます。
★それぞれが独立した楽曲であると同時に、全体を通して聴けば一編のロード・ムービーを鑑賞したかのような楽しさを味わえる趣向となっています。