Jazz at Berlin Philharmonic VIII-Mediterraneo

世界のトップ・アーティスト/ステファノ・ボッラーニ
+クラシックの頂点を極めるベルリン・フィルの面々が
イタリア~Mediterraneo(地中海)世界を描く!
ヨーロッパの”ルーツ/ 魂/ 哀愁”を映す音楽に
満場のオーディエンスも大熱狂!!

  • アーティスト:Stefano Bollani Trio Vincent Peirani, Geir Lysne, Mitglieder der Berliner Philharmoniker
  • レーベル:ACT MUSIC
  • 品番:ACT-9849
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Stefano Bollani Trio Vincent Peirani, Geir Lysne, Mitglieder der Berliner Philharmoniker /
Jazz at Berlin Philharmonic VIII-Mediterraneo


1. Toccata (Monteverdi)
2. Sinfonia (Monteverdi)
3. Amarcord (Rota)
4. Chi Mai (Morricone)
5. The Good, The Bad And The Ugly (Morricone)
6. Indagine su un cittadino al di sopra di ogni sospetto (Morricone)
7. Azzurro (Conte - Virano)
8. O mio babbino caro (Puccini) / Mattinata (Leoncavallo)
9. Largo al factotum (Rossini)
10. Fortunella (Rota)

メンバー:Stefano Bollani(p), Jesper Bodilsen(b), Morten Lund(ds), Vincent Peirani(acco)
14 members of the Berliner Philharmoniker, Geir Lysne (arrange & conduct)

★今や、ACTの看板企画とまでなった“Jazz at Berlin Philharmonic”シリーズ第8弾となる作品!
★ACTのファウンダーであり、シリーズのキュレーターのシギ・ロッホは、この企画において、ヨーロッパのサウンドを探求し、大舞台での演奏を実現することを、一つのミッションとして発展させてきましたが、17回目のコンサートは、記念すべきコンサートとなり、作品化されました。
★ステージの中心に立つのは、ステファノ・ボッラーニ!90年代の後半より頭角を現し、ほどなくして、TV出演などもあって、イタリアでは知らない人がいない、というほどのスターぶり。しかし、パット・メセニーやチック・コリア、またリー・コニッツといったアーティストとの共演も誇り、エンリコ・ラヴァをはじめ数々の巨匠が認めたことからも、その人気が才能に裏付けられているのも言うまでもありません。
★本ライヴは、そのボッラーニが10年以上にわたって共演するレギュラーのリズム・セクションと、ベルリン・フィルハーモニーのメンバーとの共演によるもの!テーマは、ズバリ、イタリア!しかし、それらは、タイトルである地中海(Mediterranean)とも同義。というのも、地中海(Mediterranean)世界の舞台こそイタリアであり、紀元前より高い文化を誇り、羨望の眼差しを集めてきた中心。つまり、これは、世界のトップ・アーティスト/ ステファノ・ボッラーニ + クラシックの頂点を極めるベルリン・フィルの面々がヨーロッパの”心/ ルーツ/ 魂”を描き出す一大企画ともいえます。
★モンテヴェルディ、ロッシーニといったクラシックの巨匠の楽曲をはじめ、ニーノ・ロータ、モリコーネといった映画音楽の名曲、そして、ポップ・チューン“Azzurro”まで。楽曲の創られた時代や背景、スタイルは様々。しかし、ハートフルでノスタルジーが滲むメロディこそが、なによりもイタリアの真髄であり、演奏は、聴く者の琴線を揺らします。また秀逸にも、イントロとなるオープニングの“トッカータ”から、ニーノ・ロータの“アマルコルド”(M1-3)、モリコーネのコンポジション3曲(M4-6)、は、一続きのようであり、コンサートは組曲のように壮大な物語的展開も見せます。
★合間で鳴り響く拍手も、相当なもの。当日、ベルリン・フィルのホールは、完全ソールド・アウト!満場のオーディエンスであったと伝えられていますが、それにしても、その熱狂ぶりは凄まじく、ロッシーニのLargo al factotum(私は町の何でも屋)から、ゴッド・ファーザーの愛のテーマにも流用されたニーノ・ロータの楽曲へと向かうクライマックスからは、観客の本質的な感動が伝わってきます。
★ちなみに、ベルリン・フィルのアンサンブルをアレンジしたのはノルウェイの鬼才、Geir Lysine。このGeirとボッラーニは、NDRビッグ・バンドとのコラボがあり、『Big Band! Live In Hamburg』として作品化もされていますが、クラシックを専門とするベルリン・フィルのメンバーの采配も大成功!88の鍵盤をフルに使い、ピアニッシモから、ダイナミックな演奏まで、ユーモアまでをもまじえて演じるボッラーニの才能に感服しつつ、イタリア~地中海世界の豊かさを感じる作品です。

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