シューベルト:「ロザムンデ」序曲 モーツァルト:交響曲第39番 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

一世一代の圧倒的名演!(音楽評論家 岩野裕一)
ボッセ&新日本フィルの両者がきわめた頂点の記録

  • アーティスト:ゲルハルト・ボッセ
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:ALT-231
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD 国内プレス
  • 録音情報など:ステレオ ライヴ
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

①シューベルト:『ロザムンデ』序曲
②モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543
③ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調『運命』Op.67

ゲルハルト・ボッセ(指揮)、新日本フィルハーモニー交響楽団,
録音:2010年4月2,3日③/
2011年5月13,14日①②、すみだトリフォニーホール(ライヴ録音)

★2011年5月にすみだトリフォニーで収録されたシューベルト「ロザムンデ」序曲とモーツァルトの交響曲第39番は、ボッセと新日本フィルの最後の共演となったものである。非常に充実した響きでありながら、老練な重厚さとはまったく違う暖かさと明るさ、そして若々しさを感じさせるのが晩年のボッセの演奏スタイルであったが、どちらの曲もこうしたボッセならではの美点が遺憾なく発揮されている。とりわけモーツァルトにおけるノンヴィブラートや硬質のティンパニが創り上げる古楽的な響きは、老境に達してもなお探究心と好奇心を失わなかったボッセの、音楽家としての姿勢を象徴するかのようだ。一方、「運命」はその前年の2010年4月、同じく、すみだトリフォニーホールで収録されたものだが、これはボッセ&新日本フォルの両者がきわめた頂点というだけでなく、ボッセという偉大な音楽家がこの世で遂げた本懐であると言っても過言でないほどの、一世一代の圧倒的名演となったのである。(岩野裕一 ライナーノートより)

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