みなぎる覇気と躍動感
ラジオ・フランスのオリジナルマスター音源使用セル新発掘ライヴ!
- アーティスト:ジョージ・セル
- レーベル:ALTUS
- 品番:ALT-313
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:モノラル ライヴ
- 付属品:日本語帯・解説付
みなぎる覇気と躍動感
ラジオ・フランスのオリジナルマスター音源使用セル新発掘ライヴ!
モーツァルト:交響曲第33番 変ロ長調 K.319
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
ジョージ・セル(指揮)、フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1958年5月6日/シャンゼリゼ劇場
まずモーツァルト、これが凄い!
このはち切れんばかりの生命力は感動的だ。
ブラームスも聴きもので、感極まった聴衆は
音が完全に消えるのを待ち切れず思わず拍手している
―平成の盤鬼 平林直哉―
★今回発掘されたライヴは、内容的には非常に魅惑的であり、セルのディスコグラフィの中でも異彩を放つものとなろう。まず、モーツァルト、これが凄い。
第1楽章をこれほど速いテンポで演奏した例は、過去にあっただろうか。このはち切れんばかりの生命力は感動的だ。第2楽章は一転してじっくりと歌うが、しかし決して耽溺しない。第3楽章の冴えたリズム、そして第1楽章同様に沸き上がるような躍動感は素晴らしい。ブラームスも聴きものだ。1967年のスタジオ録音盤は確かに優れた演奏ではあるが、あまりにも洗練されすぎていて物足りなく思う。しかし、このフランス国立とのライヴはほのかなロマンが感じられ、それが絶妙の味わいを醸し出している。(ライナーノートより平林直哉)。
音質はモノラルながら良好です。