スペインが燃える!
異様な迫力の「バビ・ヤール」!
- アーティスト:大野和士
- レーベル:ALTUS
- 品番:ALT-397
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:国内プレス ステレオ
- 付属品:日本語帯・解説・歌詞対訳付
スペインが燃える!
異様な迫力の「バビ・ヤール」!
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番 変ロ短調『バビ・ヤール』 Op.113
ニコライ・ディデンコ(バス)
大野和士(指揮)
バルセロナ交響楽団
マドリガル合唱団
リーデル・カマラ合唱団
オルフェオ・カタラ・ユース合唱団
オルフェオ・カタラ合唱団
録音:2016年3月19・20日/バルセロナ、ラウディトリ(ライヴ)
★大野和士が2015年9月から音楽監督を務めているバルセロナ交響楽団とのライヴ録音。両者の録音はこれが初となります。曲は独唱・合唱を伴う、長く重く陰鬱な問題作「バビ・ヤール」。最初のシーズンでこの作品を取り上げたことも非常にチャレンジングですが、その結果生み出された演奏の凄まじさには驚かされます。切実な響きに満ちた迫真の演奏を聴かせる大野の類まれな手腕!国内外で躍進を続ける名匠の熱きタクトをご堪能ください。 ★大野とバルセロナ交響楽団の演奏は、驚くほどの生々しさとリアリティで「バビ・ヤール」の暗黒の風景を浮かび上がらせる。南欧のオーケストラといえば、どうしても軽やかな響き、さっぱりしたリズムや甘美な歌を想像しがちであるが、そんな先入観など一撃でぶち壊す強烈な力が渦巻いている。ことに第3楽章「商店で」や第4 楽章「恐怖」の痛切きわまりない響きや音楽の運び方は圧巻だ。オーケストラのみならず、独唱者も合唱団も尋常でない切羽詰まった表情を見せている。日本の聴衆もよく知る通り、大野の音楽は熱い。だが、この場合はその熱さが外に放出されるのではなく、うちにこもることで異様な迫力を生み出すのだ。(許 光俊氏によるライナーノートより)