まだ20代の若者が、これほど堅牢で構築的なブルックナーを振るとは。
全体像がしっかり把握されていて危なげがない。(許光俊)
- アーティスト:坂入健司郎
- レーベル:ALTUS
- 品番:ALTL-005
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:ステレオ ライヴ
- 付属品:日本語帯・解説付
まだ20代の若者が、これほど堅牢で構築的なブルックナーを振るとは。
全体像がしっかり把握されていて危なげがない。(許光俊)
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB 105
坂入健司郎(指揮)、東京ユヴェントス・フィルハーモニー
ライヴ録音:2014年1月11日/杉並公会堂 大ホール
★「これはまずい。坂入のコンサートに初めて出かけた私は心配になった。まだ20代の若者が、これほど堅牢で構築的なブルックナーを振るとは。全体像がしっかり把握されていて危なげがない。いい音楽じゃないか。そのへんの本場のよりよほど聴きごたえがあるじゃないか。それが困るのだ。困ったことに、この若者には才能があるのだ。才能がなければ、ただの趣味、ただの遊びで済むものを。どうしたらこの才能を生かせるか。彼は一生かけてこの難題と取り組まないといけないのだ。そのキャリアの出発点と呼ぶべき、輝かしくも呪われた一夜の記録がこれだ。」(許光俊)
坂入健司郎(指揮)
1988年5月12日生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学経済学部卒業。これまで指揮法を小林研一郎、山本七雄、三河正典、井上道義各氏に、チェロを望月直哉氏に師事。また、モスクワ放送響音楽総監督ウラディーミル・フェドセーエフ氏、元アルメニア国立放送交響楽団音楽監督井上喜惟氏と親交が深く、指揮のアドバイスを受け、アシスタントを務めている。13歳ではじめて指揮台に立ち、2006年慶應義塾高校ワグネル・ソサィエティ・オーケストラの正指揮者に就任。2007年3月東京芸術劇場で行なわれた定期演奏会ではチャイコフスキーの『交響曲第4番』をメインとしたプログラムで成功を収め、音楽現代2007年5月号において「クライマックスを作るのが実に上手く、白熱した名演となり未来の巨匠ぶりを存分に発揮していた。」と絶賛される。再び同誌9月号の特集「今、期待の若手指揮者に注目」では、将来を嘱望される新鋭と評された。
東京ユヴェントス・フィルハーモニー(慶應義塾ユースオーケストラ)
2008 年創立150 年を記念する特別演奏会のために慶應義塾の高校生・大学生を中心として結成されたオーケストラ。慶應義塾は1901年(明治34年)に日本初の音楽科以外の学生による音楽団体(ワグネル・ソサィエティー)を発足させたほか、若杉弘、中村紘子、吉松隆、藤岡幸夫、千住真理子など数々の世界的音楽家を輩出している。2008年、創立150年という大きな節目を迎え、これを記念すると共に、これからも慶應義塾が音楽を初めとする様々な文化的活動に貢献する存在でありつづけることを願い結成された。2014年には、幅広い年齢層や出身のメンバーが集い、より広く門戸を広げて文化活動に貢献する存在であり続けることを願い、団体名称を「東京ユヴェントス・フィルハーモニー」に名称を変更し、より一層精力的な活動を続けている。
坂入健司郎、東京ユヴェントス・フィルハーモニー
ALTL-010
坂入健司郎
ALT-387
坂入健司郎
ALTL-008/9
坂入健司郎
ALTL-006/7
坂入健司郎
ALTL-005
坂入健司郎
ALTL-002