★英国出身でチェコ・プラハを拠点に活動するマルチリード奏者が、母国の偉大なピアニストに捧げた意欲的組曲 ★1966年マンチェスター生まれのアンディ・スコフィールドは、ケニー・ホイーラー参加のクリエイティヴ・ジャズ・オーケストラを始め、大編成での経験が豊富で、ビル・フリゼールやアンソニー・ブラクストンのような個性派とも共演。意外なところではポップ歌手ジョージ・マイケルの大ヒット交響楽団ツアーで、ソロイストを務めています。 ★スコフィールドは《マンチェスター国際ジャズ祭》の委嘱を受けてこの組曲を作曲し、ジョン・テイラーを迎えて2005年に初演。2015年のテイラー逝去を受けて、その3年後にノネットで本作が録音されました。全6パートからなる本編は作曲に基づくバンド・アンサンブルと、メンバーの自由な即興演奏がバランス良く融合し、生命力溢れる作品に仕上がっています。 ★水準の高い欧州中型編成作として、自信を持ってオススメできる1枚です。