ラヴェル、デュパン、アルベニス:ピアノ作品集

保都玲子の色彩豊かなピアノが描く、フランス& スペイン

  • アーティスト:保都玲子
  • レーベル:ANIMA
  • 品番:ANM1-41100001
  • ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 付属品:日本語解説付

TRACK LIST

ラヴェル:古風なメヌエット、クープランの墓、亡き王女のためのパヴァーヌ
デュパン:フランス組曲
アルベニス:組曲イベリアより「エル・アルバイシン」「エル・ポロ」「エル・プエルト」

保都玲子(ピアノ)
録音:2013年12月18日、19日

★ラヴェルとアルベニスの名曲、そして2012年に作曲されたデュパンの「フランス組曲」を、フランスを拠点に活発な演奏活動を行っている日本人ピアニスト、保都玲子が色彩豊かな演奏で送るCD です。
ラヴェルの「古風なメヌエット」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」は初期の、そして「クープランの墓」はラヴェルのピアノ曲のなかでは最後の作品。彼の創作の中で一貫している古典的な佇まいが魅力的です。スペインの作曲家、アルベニスの全4巻からなる組曲「イベリア」は、アルベニスの最高傑作に数えられる作品。アンダルシアの民族音楽に基づく色鮮やかな組曲の中から取り上げられた3曲「エル・アルバイシン」「エル・ポロ」「エル・プエルト」はそれぞれジプシー地区、アンドゥルーズ地方の歌と踊り、港町を描いた曲です。エキゾチックな香り漂う情景を、保都玲子のピアノが生き生きと描き出します。
「フランス組曲」の作曲者、マルク- オリヴィエ・デュパンは、パリ国立高等音楽院を始めとする多数の音楽機関での活動の一方、オペラ、バレエ、演劇、映画など多方面での作曲活動を行う人物。「フランス組曲」は、ドキュメント映画「ディエップ1942年8月19日」のために書かれた音楽の一部で、ラモーやクープランらの17世紀、18世紀に書かれたチェンバロ音楽から発想を得たもの。少ない音数で語られる飾り気のない8つの小品から成るこの組曲は、1つ1つの音符が胸に染み入るよう。保都玲子の選び抜かれた音が光ります。フランスとスペイン、それぞれに味のある音楽風土を持つ2つの国のピアノ曲を堪能できる1 枚です。

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