9月, 待望の再来日を果たすアヴィシャイ・コーエン(tp)
日本ツアーに先駆け, Triveni3をリリース!
往年のタッグによるライブ感溢れるトランペット・トリオ!
+3曲でゲストを迎えたオーガニックな演奏
- アーティスト:Avishai Cohen's Triveni
- レーベル:ANZIC RECORDS
- 品番:ANZ-0045
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
9月, 待望の再来日を果たすアヴィシャイ・コーエン(tp)
日本ツアーに先駆け, Triveni3をリリース!
往年のタッグによるライブ感溢れるトランペット・トリオ!
+3曲でゲストを迎えたオーガニックな演奏
Avishai Cohen's Triveni / Dark Nights
アヴィシャイ・コーエン-トリヴェニ / ダーク・ナイツ
1. Dark Nights, Darker Days (Avishai Cohen)
2. You In All Directions (Avishai Cohen)
3. Betray (Avishai Cohen)
4. Pablo (Avishai Cohen)
5. Goodbye Pork Pie Hat (Charles Mingus)
6. The OC (Avishai Cohen)
7. Shiny Stockings (Frank Foster)
8. Lush Life (Billy Strayhorn)
9. Old Soul (Avishai Cohen)
10. I Fall In Love Too Easily (Jule Styne/Sammy Cahn)
メンバー:Avishai Cohen(tp), Omer Avital(b), Nasheet Waits(ds)
Guest: Anat Cohen(cl=M3,9), Gerald Clayton(p, key=M9.10). Keren Ann(vo=M10)
★イスラエル出身、2003年のデビュー作『Trumpet Player』(fresh Sound New Talent)からその才能を遺憾なく発揮。ニューヨーク・タイムズでも称賛され、2012年にはダウン・ビート誌のクリティックス・ポール(Rising Star 部門) にも選ばれたトランペットの異才“アヴィシャイ・コーエン”の新作が、堂々の登場です。
★アヴィシャイ・コーエンというとベースのアビシャイの存在もあり、日本ではまだ混乱していることもしばしばかもしれませんが、SF Jazz Collective や、ミンガス・ビッグ・バンド、ミンガス・ダイナスティでの活動、昨今のマーク・ターナーのバンドへの加入とレコーディングを見れば、世界的にトップの一人と言って全くに過言でないでしょう。ストレートで切れ味鋭く、勢いとスリルに満ちたトランペットは、現代唯一無二の存在とも言えます。
★本作は、そんなアヴィシャイのパーマネントのバンドであるTriveni の第3弾!
★2010年に『Triveni1』, 同年の録音『Triveni2』を2012年にリリース。人気も右肩上がりで注目を集めてきましたが、本作『Dark Nights』では、3人の素の姿が収録された作品となりました。というのも、本レコーディングは・・
☆特別なリハーサルもなく、録音日は1日
☆1曲につき3テイク以上はとらなかった、とのこと。
☆しかも、アヴィシャイのオリジナルは、新曲であったにも関わらず、オメルとナシートへは具体的な指示もなく演奏したとのこと。
☆多重録音をした部分も、プレイバックを聴くことなく、録音したものに即興的に重ねたとのこと。
☆スタジオはもちろん個室も無しの同フロア、ヘッドフォンもなし。
★つまりは、それぞれが、個性そのままに演奏したライブ感溢れるサウンド。もちろん信頼感があるからこそ成り立つわけですが、結果、様々な色彩感をもちつつ、自然発生的で、絶妙にオーガニックな作品に仕上がりました。
★オープニングから、ミステリアスなオメルのベースに導かれるアヴィシャイのトランペットは、ダークな色彩感な中でも、世界観がたっぷり。アコースティックな演奏にエレクトリックなイフェクトをかけたトランペットの音が重ねられて行きますが、そのスリル感は、映像からインスパイアされて即興で音楽を描いた『死刑台のエレベーター』でのマイルスの即興のよう。
★3人がフリー・インプロのようなものを聴かせるM2のようなトラックもあれば、尊敬するオーネット・コールマンに捧げるM6では、ハーモロディックな面白さを、トリオで再現。超スタンダード曲M7“Shiny Stockings”は意外にも思われますが、これは、ビッグ・バンドでしばしばやってきた曲なのだとか。
★また今回は、3曲でゲストを迎えていますが、これも必然の展開だったとのこと。アビシャイの実の姉であるアナットは、旅からもどって、スタジオに直行。その勢いがM-3に結実。M9、10には朋友ジェラルド・クレイトンを迎えていますが、9曲目ではアヴィシャイの息子に書いたという曲をシンセで美しく描き上げ、10曲目は、ヴォーカルの歌判をピアノで。ラストのこの曲はチェット・ベイカーへのオマージュとのことで、その着想にもまた驚きますが、アンニュイなムードは確実にハマっています。
★即興の面白さを追究しつつ、完成度や構成力もあるのがこの3枚目となる『Dark Nights』の魅力。どうやら、本作で、このトリオは別のステージに移ったようです。このコンセプトで、今年は、来日して全国をツアー!今から楽しみです!
アヴィシャイ・コーエン・トリオ ジャパン・ツアー
9月 6日 南青山=ボディ&ソウル
9月 7日 新宿=新宿ピットイン
9月 8日 京都市=ル・クラブジャズ
9月11日 武蔵野市=スイングホール
9月12日 静岡市=ライフタイム
9月13日 金沢市=北国新聞赤羽ホール
※日程は変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。