ショヴァン率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ハイドン・プロジェクト第2弾
フォルテピアノの若手逸材、
ジャスティン・テイラーも参加!
- アーティスト:ジュリアン・ショヴァン
- レーベル:APARTE
- 品番:AP-157
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
ショヴァン率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ハイドン・プロジェクト第2弾
フォルテピアノの若手逸材、
ジャスティン・テイラーも参加!
・ハイドン(1732-1809):交響曲第83番 ト短調 Hob.I:83「めんどり」
・モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K453
・マリー=アレクサンドル・ゲナン(1744-1835):交響曲ニ短調 op.4-3
ジュリアン・ショヴァン(指揮) ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ジャスティン・テイラー(フォルテピアノ)
録音:2016年10月、ルーヴル・オーディトリウム(ハイドン)/
2017年2月、ジャン=バティスト・リュリ音楽院(プトー)(ゲナン、モーツァルト)
★フランスの気鋭ヴァイオリン奏者、ジュリアン・ショヴァンの指揮による、ハイドンのパリ交響曲(第82-87番)を録音するプロジェクトの第2弾。当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
★ハイドンの交響曲「めんどり」の品の良さは格別。モーツァルトでも、ひとつひとつのパッセージがきわめて細やかで活き活きと響いています。ソリストを務めるジャスティン・テイラーは、23歳の若さでブルージュ古楽国際コンクール(2015年)で優勝した逸材。オリヴィエ・ボーモンやブランディーヌ・ランヌに学び、さらにピアノをロジェ・ムラロにも学んだといいますから、古楽演奏も、モダンピアノのテクニックも併せ持った注目の存在です。ここでも前奏から素晴らしい演奏で参加しております。
★マリー=アレクサンドル・ゲナンは、古典派からロマン派へと移行する時期のパリを代表する存在でした。1783年に設立された、コンセール・ド・ラ・ローグ・オランピック(ハイドンの「パリ交響曲」もこの団体のために書かれた)でも、第二ヴァイオリン奏者をつとめていました。1778年、モーツァルトのバレエが王立音楽アカデミーで、モーツァルトの名を伏せて上演された頃、ハイドンの交響曲の演奏機会が増えていましたが、ゲナンは名声をほしいままにしていましたし、他にカンビーニ、ゴセックといったフランスの作曲家たちの交響曲も頻繁に演奏されていました。オーストリア=ドイツ圏の交響曲と同じくらいに、フランスの交響曲も熱狂的に受け入れられており、とりわけゲナンはそのフランス陣の中でもトップクラスの作曲家だったといえるでしょう。
★ル・コンセール・ド・ラ・ローグは2015年、ヴァイオリン奏者のジュリアン・ショヴァンによって設立されました。この名称は、1783年に設立された当時最高のオーケストラ、コンセール・ド・ラ・ローグ・オランピックから名前をとっています。ハイドンの「パリ交響曲」もこの団体のために書かれ、マリー=アントワネット下のチュイルリー宮でレジデント・オーケストラを務めていました。メンバーはほぼ全員フリーメイソンによって構成され、名称のLogeもフリーメイソンのLodgesに因んでいます。ショヴァンはOlympicという文言を団体名に使うことをオリンピック委員会から禁止されたため、2016年から名称をル・コンセール・ド・ラ・ローグとして活動を続けています。