ラーツ、ペルト、グレツキ

フランス国立管弦楽団首席クラリネット奏者
パトリック・メッシーナ

  • アーティスト:パトリック・メッシーナ
  • レーベル:APARTE
  • 品番:AP-187
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

・ヤーン・ラーツ(b.1932): カレイドスコーピック・エチュード(万華鏡的練習曲)op.97(世界初録音) ・アルヴォ・ペルト(b.1935): モーツァルト-アダージョ(1992/ 2017年クラリネット用に編曲) ・ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010): 「ひばりの音楽」~レチタティーヴォとアリオーゾop.53

パトリック・メッシーナ(クラリネット/ビュッフェ・クランポン‘ヴィンテージ’)
アンリ・ドマルケット(チェロ/ 1725年製ストラディヴァリウス‘le Vaslin’)
ファブリツィオ・キオヴェッタ(ピアノ/スタインウェイ)
録音:2017年12月、イタリア

★フランス国立管弦楽団の首席クラリネット奏者、メッシーナによる万華鏡のようなアルバムの登場。クラリネット、チェロ、ピアノという編成の3作品です。ヤーン・ラーツの「カレイドスコーピック・エチュード」は世界初録音。ジャズ風な部分やライヒの初期のフェーズ・パターン的な部分、と思うと少しメロディックな部分ありと、様々な要素が次々と現れる作品です。ペルトの作品は、モーツァルトのピアノ・ソナタK.280 のアダージョにインスパイアされて書かれたもの。もとはピアノ三重奏曲の作品ですが、2017年、クラリネットとチェロ、ピアノ用に新たに編曲されました。モーツァルトのアダージョ楽章の内的世界がこれでもかと拡大された、張り詰めた美しさ。この編成では世界初録音となります。グレツキの「ひばりの音楽」は終楽章でベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番冒頭の和音の動きを連想させる動きが様々に繰り返され、印象的です。 ★パトリック・メッシーナ(クラリネット)/フランス、ニース生まれ。ニューヨークのイースト&ウェスト国際アーティスト・コンテス、ヒューストン・イマ・ホッグ・ナショナル・アーティスト・コンクールなど数々のコンクールで最優秀賞に輝き、1996年からはレヴァイン率いるメトロポリタン歌劇場管弦楽団に定期的に出演。2003年からはフランス国立管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めています。

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