★ハープ奏者であり、ホルン奏者でもあるシュテファン・ヴァイによるビュッヘル（アルプスホルン）、ボヘミアン・ハープを用いたアルバム。タイトルのハーフホルンは、ハープとアルプスホルンの両方の楽器の響きに由来するもので、このアルバムでシュテファン・ヴァイはハープとアルプスホルンを同時演奏しています。ビュッヘルはスイスのアルプスホルンの携帯用に作られた楽器で、高くクリアな音色が特徴です。またボヘミアン・ハープは音楽の歴史上もっとも古い楽器です。それはギリシャ神話に登場するハープの名奏者オルフェウスが弾いていた楽器がモデルとなっています。18世紀半ばにボヘミアの森からドイツとチェコの国境線に位置するエルツ山地の小さな町プリースニツに持ち込まれ演奏されたのがはじまりといわれています。非常に美しい木材を使い、シンプルで透き通った音が特徴です。