シャガールと音楽をテーマに音楽と写真の出会いが生んだ画期的な芸術空間
視覚と聴覚に呼びかける室内オペラ「ボバの記憶」
- アーティスト:V.A.
- レーベル:ACTES SUD
- 品番:ASM-24
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD+写真集
シャガールと音楽をテーマに音楽と写真の出会いが生んだ画期的な芸術空間
視覚と聴覚に呼びかける室内オペラ「ボバの記憶」
アルトゥール・ラヴァンディエ:室内オペラ「ボバの記憶」
インスタレーション:ジュリアン・テイラー
マヌエル・ヌニェス=カメリーノ(テノール)
ユジュン・ハン(ヴァイオリン)
ジュリアン・アベス(ファゴット)
マテュー・アダム(トロンボーン)
神谷 あきの(打楽器)
録音:2015年4月8日、9日
★写真家と音楽家の共同作業による創作の推進のための賞「ル・プリ・スイス・ライフ・ア・カトル・マン」。「4つの手」を意味するこの賞を受賞した写真家ジュリアン・テイラーと作曲家アルトゥール・ラヴァンディエの、1人の歌手と4人の器楽奏者、写真と舞台装置のインスタレーションによる室内オペラ「ボバの記憶」が20枚の写真と物語、CDがついた本になりました。
「ル・プリ・スイス・ライフ・ア・カトル・マン」が掲げたテーマは「シャガールと音楽」。2015年10月からピシーヌ美術館とパリのシテドゥラミュジークで開催されるシャガールの展示に合わせ、音楽家や振付家、映画監督など様々な芸術分野と手を結んだ画家シャガールに発想を得た作品の創作を呼びかけました。
2人の受賞者によるこの室内オペラ「ボバの記憶」のテキストを書いたのは、写真を手掛けたジュリアン・テイラーの祖母。シュテットル(ユダヤ人村)で育った彼女の追想が5つの短い物語となっています。
ユダヤ系のシャガールの原点でもあるシュテットルの情景が断片的なエピソードとなって語られる中、シュルレアリスティックな写真のインスタレーションとどこか素朴さを感じさせる音楽が移ろい変わり、「ボバ(イディッシュ語で「おばあさん) 」の記憶」を形作ります。写真と音楽という2つの異なる芸術の出会いが生んだ画期的な芸術空間を、写真集とCDでじっくりご堪能ください。
V.A.
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