アマデウス四重奏団RIASレコーディング第4集~モダニズム

アマデウス四重奏団の初出音源集
第4弾はハンガリーとイギリスのモダニズム

  • アーティスト:アマデウス四重奏団
  • レーベル:AUDITE
  • 品番:AU-21429
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 録音情報など:モノラル
  • 収録時間:CD1: 61:52、CD2: 77:16

TRACK LIST

アマデウス四重奏団RIASレコーディング第4集~モダニズム

CD-1
①ブリテン(1913-1976):弦楽四重奏曲第2番 ハ長調Op.36
②ティペット(1905-1998):弦楽四重奏曲第2番 嬰ヘ長調(1942)
③パーセル(1659-1695):シャコンヌ(チャコニー)ト短調Z.730
④パーセル:ファンタジア第4番Z.738
⑤パーセル:ファンタジア第6番Z.740

CD-2
⑥シェイベル(1905-1960):弦楽四重奏曲第3番「抒情的四重奏曲」
⑦バルトーク(1881-1945):弦楽四重奏曲第4番Sz.91
⑧バルトーク:弦楽四重奏曲第6番Sz.114

アマデウス四重奏団【ノーバート・ブレイニン(第1ヴァイオリン)、ジークムント・ニッセル(第2ヴァイオリン)、
ピーター・シドロフ(ヴィオラ)、マーティン・ロヴェット(チェロ)】
セッション録音:1954年10月8日(③④⑤)、1955年5月8日(⑦)、1955年5月9日(⑥)、1956年11月12日(①⑧)
以上、ジーメンスヴィラ、ベルリン、ランクヴィッツ
1950年6月8日(②)/クライスザール・スタジオ、ベルリン - シェーネベルク

★高音質復刻で評判を呼ぶドイツauditeレーベルからリリースされているRIAS音源によるアマデウス四重奏団の初出音源集。「モダニズム」と題された第4弾にはブリテン、ティペット、パーセル、シェイベル、そしてバルトークが収録されました。パーセルはバロック時代の作曲家ですが、ブリテンの作品との関連で収録されております。弦楽四重奏の定番とも言えるモーツァルトやベートーヴェン、シューベルトを得意としたアマデウス四重奏団ですが、同時代の作曲家の作品、委嘱作品も積極的に演奏してきました。
★ブリテンの弦楽四重奏曲第2番は、パーセル没後250年記念に合わせて1945年に作曲された作品で、アレグロ、ヴィヴァーチェ、シャコンヌ(シャコニー)の3部で構成されており、パーセルらしさを盛り込み躍動感に満ちた作品です。ロンドン生まれのマイケル・ティペットはアマデウス四重奏団ともしばしば共演した作曲家・指揮者で、現在ほどは知られていなかったパーセルの作品を積極的に取り上げたことや、ホルストが創設した合唱団をイングランドで最も優れた合唱団へと育て上げたことなどでも知られております。ハンガリー生まれでイギリスに定住したシェイベルはコダーイに師事し、ジャズ的要素を取り込んだ独自の作風が魅力の作曲家です。
★RIAS音源による当シリーズは1950年代に収録されたもので、1948年に結成したアマデウス四重奏団の意欲と新鮮な解釈に満ちておりますが、当団の魅力である優美な演奏は結成初期からのものだということがわかります。また、演奏の素晴らしさもさることながら、auditeレーベルの見事な復刻にも注目で、モノラルながら非常に鮮明な音質で蘇りました。なお、これらRIAS盤は録音の際に各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことですので、セッション録音でありながらライヴさながらの気迫に満ちた演奏となっております。

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