大注目盤
ホリガー&ケルンWDR響による
シューマン・シリーズの第4弾はヴァイオリン&ピアノ協奏曲。
なんと鬼才コパチンスカヤが登場!!!
- アーティスト:パトリツィア・コパチンスカヤ、デーネシュ・ヴァーリョン、ハインツ・ホリガー
- レーベル:AUDITE
- 品番:AU-97717
- ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:64:00
大注目盤
ホリガー&ケルンWDR響による
シューマン・シリーズの第4弾はヴァイオリン&ピアノ協奏曲。
なんと鬼才コパチンスカヤが登場!!!
シューマン:
1. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO1(ⅰ .16’04”+ⅱ .7’01” + 10’35”=33’40”)
2. ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54(ⅰ .13’54”+ⅱ .5’17” + 11’04”=30’15”)
①パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)、②デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)
ハインツ・ホリガー(指揮)、ケルンWDR交響楽団
収録:①2015年2月9-11日、② 2015年3月4-7日/ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)
★ドイツ、アウディーテ・レーベルより進行中のハインツ・ホリガー指揮、ケルンWDR響によるシューマンの交響曲および、協奏曲、序曲も含めた管弦楽曲を全曲録音するシリーズ。注目の第4弾は鬼才パトリツィア・コパチンスカヤを迎えてのヴァイオリン協奏曲とハンガリーを代表する名手デーネシュ・ヴァーリョンによるピアノ協奏曲です!
★世界が最も注目するヴァイオリニスト、コパチンスカヤはツィンバロンの名手の父とヴァイオリニストの母との間にモルドヴァで生まれました。ヴァイオリンおよび作曲をウィーンとベルンで学んだのち、2000年にシェリング国際コンクール優勝、2002年には「クレディ・スイス・グループ・ヤング・アーティスト賞」を受賞し注目され、ヨーロッパを中心に活躍の場を拡げてきました。マリス・ヤンソンス、ロジャー・ノリントン、パーヴォ・ヤルヴィ、アンドリス・ネルソンスなど世界的指揮者のもと世界の名門オーケストラとの共演歴を誇ります。また室内楽への造詣も深く、とりわけファジル・サイとのデュオでは二人の強烈な個性からうまれる音楽は聴衆を魅了させます。唯一無二の個性的なアプローチはクラシック界にとどまらず音楽ファンを虜にさせる稀有な存在です。
★シューマンのヴァイオリン協奏曲ニ短調は晩年にあたる1853年の作品で、ヨアヒムからの要請によりわずか二週間で書き上げました。しかし完成の翌年にシューマンが療養所に入り、さらにヨアヒムが演奏会で取り上げることなく自筆譜は封印されてしまったために日の目を見ずにおりましたが、1907年にヨアヒムが所蔵していた楽譜がベルリン図書館に売却されたことにより1937年にはクーレンカンプによる初演されました。ただしクーレンカンプ自身が演奏不可能とした箇所を修正し演奏したため、翌1938年12月にセントルイスでアメリカ初演を行ったユーディ・メニューインが「自分こそが真の初演者」と宣言したというエピソードもあります。その後メニューインやシェリングなどの巨匠が愛奏したことにより演奏される機会も着実に増えてきました。ホリガー率いるケルンWDR響とともに一期一会が生み出すコパチンスカヤのスリリングな演奏で、新たな魅力を見つけることができるでしょう。
★カップリングはシューマンの代表作ピアノ協奏曲でホリガーがソリストに指名したのは1968年ハンガリーが生まれのデーネシュ・ヴァーリョンです。これまでにホリガーとの共演も多く厚い信頼のもと協奏曲録音が実現しました。母国ハンガリーの作曲家はもちろんのこと、シューマンの作品にも造詣が深いヴァーリョンはピアノ独奏曲をはじめ、室内楽作品の演奏・録音も積極的に行ってきました。まさに適役のヴァーリョンが当シリーズに登場したのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
★ホリガー&ケルンWDR響による当シリーズはこれまでに第1弾【交響曲第1番「春」、第4番(1841年版)、序曲、スケルツォとフィナーレ(AU 97677)】、第2弾【交響曲第2番、第3番「ライン」(AU 97678)】、第3弾【チェロ協奏曲、交響曲第4番(1851 年改訂版)(AU 97679)】がリリースされ好評を博しております。