レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲、ブッシュ:組曲 イ短調、ユストゥス・ヴァインライヒ:無伴奏ヴィオラのための3つの組曲

20世紀初頭に活躍した
レーガー、ブッシュ、ヴァインライヒによる無伴奏ヴィオラのための組曲集
名手グラッスルによる硬派な演奏!

  • アーティスト:ローラント・グラッスル
  • レーベル:AUDITE
  • 品番:AU-97721
  • ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD ディジパック仕様
  • 収録時間:80:08

TRACK LIST

1. レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲Op.131d(全曲)
【第1番 ト短調(11’37”)/第2番 ニ長調(9’25”)/第3番 ホ短調(8’58”)】
2. ブッシュ(1891-1952):組曲 イ短調Op.16a(10’25”)
3. ユストゥス・ヴァインライヒ(1858-1927):無伴奏ヴィオラのための3つの組曲
【第1番 変ホ長調(11’52”)/第2番 ホ長調(15’21”)/第3番ト長調(12’24”)】【世界初録音】

ローラント・グラッスル(ヴィオラ)
セッション録音:2015年7月20-22日/ミュンヘン

★マンデルリング四重奏団のヴィオラ奏者として、また近年ソロとしても活動しているローラント・グラッスルが、20世紀初頭に活躍したレーガー、ブッシュ、ヴァインライヒが作曲した無伴奏ヴィオラのための組曲を収録しました。グラッスルは権威あるライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクールの優勝をはじめ、数々の国際コンクールの受賞歴を誇る逸材。グラッスルが奏でる音色の美しさには定評があります。今回挑んだ無伴奏組曲はグラッスルが最も大切にしてきたレーガーを中心に満を持しての録音となりました。
★最晩年の1915 年に書かれたレーガーの無伴奏ヴィオラ組曲 Op.131dは、レーガーの作風であるJ.S. バッハの様式を模した擬古典的作品といえ、同年に作曲された無伴奏チェロ組曲 Op.131cと同様にレーガー晩年の傑作です。
★アドルフ・ブッシュは、ブッシュ四重奏団のヴァイオリン奏者として活躍。1907 年よりレーガーと親交を結び、レーガーの室内楽曲を数多く演奏してきました。1908年よりボンでフーゴ・グリュータースに作曲を学び、管弦楽曲、合唱曲、協奏曲、歌曲、そして多数の室内楽曲を作曲してきました。作風としてはレーガーの影響が見られ、ここに収録された組曲でも弦楽器奏者であるブッシュらしい効果的な重音を取り入れながらレーガーを思わせる擬古典的作風を呈します。
★ヴィオラ奏者の新たなレパートリーになること間違いなしといえるのが、ユストゥス・ヴァインライヒによる3つの組曲です。レーガー、ブッシュの作風とは異なり、ブラームス、メンデルスゾーンを思わせるロマン的で豊かな旋律が魅力的な作品です。随所に散りばめられた技巧的なパッセージとヴィオラの音域を生かした深みのある旋律は非常に心地よく、ヴィオラ・ファンならずとも必聴の作品と言えましょう。

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