たった3名なのにオーケストラのような色彩感。
近代フランスの木管三重奏
- アーティスト:アンサンブル・トリーレン
- レーベル:AD VITAM
- 品番:AV-150230
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:D D D
- 収録時間:50:00
たった3名なのにオーケストラのような色彩感。
近代フランスの木管三重奏
フランスの木管三重奏曲
①オーリック:木管三重奏曲
②トマジ:田園のコンセール
③タンスマン:組曲
④イベール:5つの小品
⑤ミヨー:コレットによる組曲
アンサンブル・トリーレン
【ミシェル・ホフマン(Ob)、クリストフ・ドレイヴァーズ(Cl)、フィリップ・ダヴィド(Fg)】
録音:2014年 5月 5-11日/ブレスト地方音楽院講堂
★オーボエ、クラリネット、ファゴットによる組み合わせは、弦楽三重奏よりも色彩的で非常に演奏効果も富むため、近代フランスの作曲家が好み名作を残しました。音色的にフランスの民俗音楽を思わせるところもあり、さらにルネサンスやバロック音楽にも合うため、作曲家のインスピレーションにもわりと共通した傾向がみられます。イベール作品のスリルあふれるアンサンブル、オーリックの諧謔も魅力ですが、興味深いのはタンスマンの「組曲」の第2曲スケルツィーノ。出だしこそ違え、途中から彼の人気作「ファゴットとピアノのためのソナチネ」第3楽章と全く同じ曲となり、最後まで進みます。
★2005年結成のアンサンブル・トリーレン。ブレスト音楽院で教鞭をとる3名から成る高性能団体。これが3枚目のアルバムとなります。