美しいアララト山からの見る悲しい歴史
- アーティスト:レベッカ・ハルトマン
- レーベル:FARAO CLASSICS
- 品番:B-108086
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 収録時間:83:25
美しいアララト山からの見る悲しい歴史
アララトからの眺め~アルメニア&トルコの偉大な作曲家のヴァイオリン作品集
CD1:
アフメト・アドナン・サイグン(1970-1991):ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.33
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
CD2:
アフメト・アドナン・サイグン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.20
エドワード・バグダサリアン(1922-1987):ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ
レベッカ・ハルトマン(ヴァイオリン) マルガリータ・オガネシアン(ピアノ)
録音:2014年4、5月ミュンヘン
★ノアの方舟の遺跡があるというアララト山。古くからアルメニアのシンボルとして知られています。しかしアルメニア人の心の故郷であるアララト山は現在トルコ領。それは映画にもなった悲しい歴史が背景にあります。2015年は、1915年にアララト山の麓で起きたトルコ人によるアルメニア人大虐殺からちょうど100年。このアルバムでは追悼の意味を込め、トルコとアルメニアの作曲家のヴァイオリン作品を収録しています。「トルコ五人組」と言われた作曲家の一人アフメト・アドナン・サイグン。「アルメニア狂詩曲」が代表作のアルノ・ババジャニアン、そしてババジャニアンと同時代のアルメニア色の強い作風のエドワード・バババジャニアングダサリアンの3人を取り上げています。演奏するのは、FARAOレーベルではバッハ、ヒンデミット、ツィンマーマンの無伴奏ヴァイオリン作品集(B108029)で意欲的な演奏を聴かせたレベッカ・ハルトマン。そしてピアノは、アルメニア出身のマルガリータ・オガネシアン。